気になる生理前のむくみと体重増加。解消するための食事のポイントとは?
楽天レシピ デイリシャス / 2016年2月11日 7時0分
生理前になると、腹痛や頭痛、イライラなど、心や体の不快症状に悩まされるというのはよくあることですね。身体のむくみや体重の増加が気になるという方も多いのではないでしょうか?
女性ホルモンによる体の変化
生理前のこれらの症状には、女性ホルモンが大きく関係しています。女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、この2つの女性ホルモンが分泌されることで、生理周期が生まれています。そして、それぞれのホルモンが多く分泌される時期によって体に出る症状も変わってくるのです。
生理~排卵まではエストロゲン(卵胞ホルモン)が、排卵~生理まではプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。
プロゲステロンは女性の体を妊娠と出産に向けて変化させ、その一環として体内にたくさんの栄養や水分を溜め込む作用があります。そのため、身体がむくんでしまうのだと考えられています。
また、水分がたまるとその分の重さが増えるので、生理前のむくみによる体重増加にもつながるのです。
むくみと食事の関係
女性ホルモンの影響で生じる身体のむくみですが、体内の水分量は食事の影響を受けやすいため、食事を見直すことである程度むくみを抑えることができます。
むくみ解消のために、注目したい栄養素が「カリウム」。カリウムは、むくみの原因となる塩分を体外に出すはたらきがあるため、むくみの緩和が期待できます。
カリウムを多く含む食品には、野菜や果物、海藻類、きのこ類、イモ類、大豆製品等があります。調理時のポイントとしては、カリウムは水に溶けやすい性質があるため、スープや鍋など汁ごと食べられる料理だと効率よくカリウムを摂取することができます。
その際は、塩分の摂りすぎにならないよう、薄味を心掛けると良いでしょう。アボカドやバナナ、リンゴなどは、加熱の必要がなくそのまま手軽に食べられるのでオススメです。
体重やむくみが気になるからといって、食事や水分を極端に減らしてしまうのは逆効果。むくみ解消のためのポイントをおさえながら、バランスの良い食事と適度な水分摂取を心掛けましょう。
(テキスト:尾上 雅子)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「この症状は更年期が原因だった⁉」医療ライターが体験したうつ状態からホルモン補充療法開始まで
ハルメク365 / 2024年10月22日 11時50分
-
更年期症状の治療、主にはホルモンを補充する方法で 100歳時代の歩き方 イマサラQ&A
産経ニュース / 2024年10月13日 9時1分
-
症状は100以上ともいわれる“PMS”について産婦人科医が解説
ananweb / 2024年10月12日 20時0分
-
【知っておきたいフェムケア基礎知識】生理のトラブルシューティングQ&A
ananweb / 2024年10月11日 20時0分
-
生理のツラさにも効果のあるピル「親から飲むなと言われた」「ネットで危険と噂」産婦人科医がガチ反論
女子SPA! / 2024年10月1日 8時46分
ランキング
-
1「カスハラしたことがある人」に聞いた、カスハラした理由は?
マイナビニュース / 2024年10月22日 16時55分
-
2最近、本はほとんど「kindle」で買っています。もしAmazonが倒産したら、kindle本は読めなくなりますか? 安くて場所も取りませんが、「紙の本」よりリスクがあるのでしょうか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月20日 4時40分
-
3【自転車】買い物袋、雨の日の「折りたたみ傘」 ハンドルにぶら下げ危険 なぜ?
オトナンサー / 2024年10月22日 17時10分
-
4「三菱デリカで人生が変わった」33歳主婦。なぜ「デリカが特別」なのか、本人を直撃
日刊SPA! / 2024年10月21日 15時53分
-
5食費の節約にも!3COINS「おにぎり+おかず入れ」が“手間抜き”弁当にピッタリすぎた
女子SPA! / 2024年10月22日 8時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください