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おいしい食材でバーベキューを楽しみたい!でも妊婦さんには危険がいっぱい?

楽天レシピ デイリシャス / 2016年7月13日 17時0分

おいしい食材でバーベキューを楽しみたい!でも妊婦さんには危険がいっぱい?

妊娠中もバーベキューはして良いの?

夏が近づいてくると色々なイベントが楽しみになってきますよね。バーベキューもその1つではないでしょうか。ですが、妊娠中にバーベキューをしても良いのか悩むところ。妊娠中にバーベキューをしてはいけない?そんなことはありません!何に注意すれば良いのか、気を付けて欲しいことは何か、ポイントをしっかり押さえれば楽しめますよ!

注意したい「トキソプラズマ」

バーベキューをする時に1番気を付けて欲しいのが「トキソプラズマ」という寄生虫です。トキソプラズマは生肉によって感染することが多いと言われています。大人は罹ってしまっても軽い風邪程度で済むことが多く気付かないこともありますが、妊婦さんが初めて感染した場合にはお腹の赤ちゃんに影響が出てしまいます。

流産、低体重、脳炎、水頭症、視力障害などの影響が出る恐れがあると言われています。100%赤ちゃんに感染するわけではありませんが、影響があるかもと思うと怖いですよね。

熱に弱く、65℃以上で死んでしまうと言われているため、食材は中心部までしっかりと加熱して食べるようにしましょう。また、トキソプラズマの宿主としては猫がメジャーです。バーベキューは外で行うことが多いので、木や土、砂場などにも注意が必要です。食べ物を扱う前後、食べる前には十分な手洗いうがいを行うようにしましょう。

これだけは守って欲しいポイント

まずは、トキソプラズマ予防のためにも「しっかりと食材の中心まで加熱すること」です。十分な加熱はトキソプラズマだけでなく、夏場に多い食中毒の予防にも効果的です。また、生肉用と食べる用の箸は絶対に分けましょう。準備中のポイントは、肉を切った包丁やまな板を洗わずに他の食材をそのまま切らないこと、そして器具はしっかりと洗浄することです。

バーベキューは夏場の熱い時期に行うことが多いです。そのため、熱中症や脱水症になる可能性も高くなります。特に妊娠中は新陳代謝が上がり汗をかきやすくなったり、体温調節がうまくいかずに暑さを感じやすくなったりします。日陰で休んだり、こまめに水分を取ったりするようにしましょう。

無理せず、ポイントをしっかりと守ってバーベキューを楽しみましょう。

(テキスト:上野 知佐)

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