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週刊スーパーマーケットニュース ウオロクがエシカルな取り組みで廃棄数減

ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2023年6月1日 20時55分

(i-stock/Shangarey)

ウオロクは5月16日、2月からスタートした「ハピタベ」効果で廃棄数が昨年同期比24%減となったことを発表した。なかでも温総菜の廃棄数は31%もの削減につながった。シールの集計結果は約10万枚だという。「ハピタベ」は、消費・賞味期限が近い商品にシールを貼り、優先的に購入してもらうことで、食べられるのに捨てられてしまう商品を救う取り組みだ。「ハピタベ」シールを、店頭ポスターに貼って集まった分を地域に寄付するコース、台紙に10枚集めると菓子や日用品がもらえるガチャ回しコース、の2つを用意した。遊びの要素を採り入れて、廃棄減に結びつけるエシカルな取り組みは、予想以上の大きな効果をもたらしている。(5月26日~6月1日のニュースをまとめました)

フードロス イメージ
(i-stock/Shangarey)

ラルズ
新たに12店舗で使用済コルク栓を回収

 ラルズは6月1日から新たに12店舗で使用済コルク栓の回収を実施する。同社では3月から3店舗で使用済コルク栓を回収しており、5月中旬までに2853個を回収。それをスマホスタンドやマウスパッドなどにリサイクルし、今秋、回収実施店舗やオンラインショップで販売する。

コープさっぽろ
非食用米をアップサイクルしたレジ袋

 コープさっぽろは5月30日、ライスレジン製のレジ袋を「ほんどおり店」(北海道札幌市)で採用する。これはバイオマスレジンホールディングス(東京都)のグループ会社が製造したレジ袋で、食用に適さない古米、精米時に発生する屑米など、廃棄される米をプラスチックにアップサイクルしたもの。ライスレジンを使用することで、海外情勢や石油の相場に左右されることなくレジ袋の安定供給が可能となる。

東急ストア
ローソンと初の共同開発商品

 東急ストアは5月30日にローソンとの初の共同開発商品「もっちコグマパン(さつまいもぱん)」(税込160円)を発売した。さつまいもを使用した、韓国で話題のパンで、見た目はさつまいもそっくりで、もちもちとした食感、さつまいもの味わいを楽しめる商品に仕立てた。数量限定で発売。

ライフコーポレーション
「ビオラル有明ガーデン店」をオープン

 ライフコーポレーションは6月30日、首都圏で5店舗目、東西で7店舗目となるナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」の「有明ガーデン店」(東京都江東区)をオープンする。「住友不動産ショッピングシティ有明ガーデン」に出店するもので、大型の「ビオラルカフェ」を初めて併設。物販エリアに隣接させ、「ビオラル」で販売する商品を使用したメニューを提供していく。

  • 所在地…東京都江東区有明2-1-8
  • 営業時間…10時~21時

アルビス
がん検診の受診勧奨キャンペーンを実施

 アルビスは5月31日、「大島店」(富山県射水市)のイートインスペースを利用して、世界禁煙デーの普及・啓発、がん検診の受診勧奨キャンペーンを実施した。射水市やヘルスボランティア連絡協議会とともに主催したもので、住民参加型の大腸がんクイズラリー、がん検診啓発ポスターの掲示、世界禁煙デー・がん検診普及啓発用ティッシュの配布などを行った。

PB万能たれのお披露目会と試食会を開催

 6月25日にはプライベートブランドの万能たれ「吾輩はたれである。名前は萬屋たれ蔵」のお披露目会と試食会を「大島店」(富山県射水市)で開催する。当日は50名を招待し、万能たれを使った新商品やおすすめメニューを紹介。

タカラ・エムシー
「超タカラ屋」をオープン

 タカラ・エムシーは5月25日、「超タカラ屋」を静岡県袋井市にオープン。「超鮮度」「超価格」「超元気」をコンセプトにした店舗で、世界各国の食材も豊富に取り揃えた。

  • 所在地…静岡県袋井市愛野南2-3-8
  • 営業時間…9時~19時

フレスタ
自社製おはぎが9ケ月で販売数100万個を突破

 フレスタは5月28日、自社製おはぎ「美味庵 北海小豆のやわらかおはぎ」が、発売から9カ月で販売数100万個を達成したことを発表した。広島県産のうるち米と餅米を使用し、北海道十勝産の小豆を贅沢に使ったもの。フレスタの総菜・スイーツの製造・加工を担うグループのフレッシュセブンが開発した商品で、素材にこだわり、あんこから手づくりしたおはぎ。おいしさ、食感、大きさが評判を呼んだ。

西鉄ストア
「九州流通サステナビリティサロン」に参画

 西鉄ストアは5月29日に九州エリアの小売流通企業が共同して取り組む、サステナビリティを推進する「九州流通サステナビリティサロン」に参画することを発表した。情報連携と共創活動を行っていく。サロンが掲げるのは①コミュニケーションの場(同業者間・他業種間)の創出、②サロンメンバーによるサステナビリティに関する共同プロジェクト(分科会)の組成、③SDGsセミナーなどコンテンツの提供、④サプライチェーン全体でサステナビリティ活動を推進するきっかけづくりという4つの目的だ。参画する企業は、イオン九州、エレナ、サンリブ、トキハインダストリー、トライアルホールディングス、西鉄ストア、ハローデイホールディングス、丸髙商事、ミスターマックス・ホールディングスの9社。

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