週刊スーパーマーケットニュース マルエツが新たな即時配達サービス開始
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2023年8月10日 20時55分
マルエツは8月7日から、アスクルが運営する「Yahoo!マート by ASKUL」を利用し、最短15分で商品を届ける新たな即時配達サービスを開始した。これまでは一部店舗でネットスーパーやUber Eatsを導入してきたが、販路をさらに拡大するため、よりスピーディーに商品を届けられる「Yahoo!マート」も利用することにした。約3000種類の食料品や日用品、「マルエツ代々木上原店」で品揃えする生鮮品や総菜を取り扱う。注文後、「Yahoo!マート」の配達員が店舗でピッキングして配達する。(8月4~10日のニュースをまとめました)
コープさっぽろ
児童クラブへの昼食提供で保護者負担を軽減
生活協同組合コープさっぽろは、7月26日から8月18日までの平日、札幌市120カ所の放課後児童クラブへの昼食提供を実施する。児童クラブを利用する児童は、夏休み期間中、給食がなく、保護者の家事負担が大きくなることから、札幌市からの委託を受けて昼食提供を行うことにした。生活協同組合コープさっぽろはこれまで、幼稚園給食事業やスクールランチ事業を行っており、培ったノウハウを活用して児童クラブにも昼食を提供することにした。1食390円(税込)。
JA全農
大好評を受け「JAタウンバーチャル物産展2023」開催
全国農業協同組合連合会は、VTuberによる全国の特産品販売会「JAタウンバーチャル物産展2023」を開催する。産直農産物を中心とした各地域の逸品をVTuberが宣伝販売するデジタル上の物産展イベントで、昨年10月には初めて開催。大好評を博したことから、今年は開催規模を拡大して8月と12月に「関連イベント」を、10月と来年2月には「大規模販売会」を実施する。8月26日開催の第1回目は、「JAタウンバーチャル物産展 今年もやるので一旦決起会!配信」として4名のVTuberが売り子に扮し、YouTube上で、JAタウンで販売しているこだわり商品の販売会を行う。
サミット
「武蔵野緑町店」を改装オープン
サミットは8月2日に「サミット武蔵野緑町店」(東京都武蔵野市)を改装オープンする。今回の改装では、青果売場に「フレッシュサラダ&カットフルーツ」コーナー、精肉売場には「グリルキッチン」コーナーを新設し、店内手作り商品をさらに充実させた。また、セルフレジを導入し、精算をよりスムーズに行えるようにした。
- 所在地…東京都武蔵野市緑町1-3-13
- 営業時間…9時~24時
- 駐車台数…200台
いなげや
「OniGo」を通じたクイックコマースを拡大
いなげやは8月4日、注文から最短20分で商品を届けるデリバリーサービス「OniGo(オニゴー)」を、「いなげや白金台店」(東京都港区)周辺エリアを対象に開始する。6月から実験を行ってきた「府中美好店」(東京都府中市)でのノウハウを活かす。店舗で販売する生鮮食品から日用品まで約4000アイテムを取り揃える。
成城石井
政府観光局と共同で「シンガポールフェア」開催
成城石井は8月4日から31日まで、シンガポール政府観光局との共同企画として「シンガポールフェア2023」を開催する。セントラルキッチンのエスニック料理長らが現地を訪れ、シンガポールの食の魅力を再発掘し、メニューを開発。店舗やオンラインショップで販売する。
5回目となる今回のフェアでは、新商品に加え、既存商品をリニューアルしたメニューや、人気商品の計10品を品揃えする。また、それぞれのメニューに合うノンアルコールやアルコールのペアリング19品もラインアップし、最大29品を展開していく。
アルビス
野菜摂取促進プロジェクトを立ち上げ
アルビスは8月10日、顧客の健康増進施策として「ラクに(手軽に)楽しく野菜を食べよう!」をテーマにした野菜摂取促進プロジェクト「らくベジ350」をスタートさせた。厚生労働省が提唱する「健康日本21」において、健康な生活を維持するための成人の1日当たりの野菜摂取目標値が350gとされていることを受けた企画。自社商品における「350g」の目安をわかりやすくするため、弁当やサラダに使用野菜のグラム数を表示し、野菜摂取量を「見える化」していく。また、青果部門では、旬の野菜を楽しみながらおいしく食べられるレシピの提案や、顧客が自身の野菜摂取量を知り、意識改善にも役立てられる「ベジチェック」を設置。継続的な野菜摂取についてサポートしていく。
オークワ
オフサイトPPAサービスを6店舗で導入
オークワは8月7日から順次、中部地域の6店舗で、専用の太陽光発電所の電力を活用したオフサイトPPAサービス(※1)の導入を始める。中部電力ミライズと協業したもの。
同サービスは、中部電力ミライズが長野県内の太陽光発電所から年間約210万kWhの電力を調達し、岐阜県などにあるオークワ店舗に供給していくもので、オンサイトPPAサービスに続きオフサイトも採り入れた。同サービスの導入により、CO2排出量を約830トン削減する。
※1オフサイトPPAサービス…敷地外に設置した専用の太陽光発電所から、電力系統設備を介して電気を購入するサービス。一方、オンサイトPPAサービスは、敷地内の屋上などに設置した太陽光発電設備から電気を購入するサービス。
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