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安価ながらも光る「味」へのこだわり! 「肉のハナマサ」で主婦が思わず手に取ってしまう商品

ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年1月25日 20時59分

バイヤーが世界中から直接買い付けた、「鮮度」「味」「価格」にこだわったプライベートブランド(PB)商品を展開する「肉のハナマサ」。今回は、「プロ仕様」「肉のハナマサ」ブランドとして展開するPBの中から、日頃から節約に関心の高い現役主婦の筆者が、毎日の食卓に助かる食材を解説します。※本文中の価格はすべて税抜価格

肉汁がたっぷり「焼き餃子(一口サイズ)」

 まず最初に取り上げたいのが、肉汁たっぷりの豚肉とキャベツを主体にした、素材の旨味が味わえる一口サイズの「焼き餃子」です。価格は50個入りで980円、1個当たりの価格は約20円となっています。冷凍餃子としては、“お買い得”とまではいかない価格帯ですが、肉汁がたっぷり入っており、おいしさの面で安価な冷凍餃子とは一味違うという印象を受けました。

 大手メーカーの冷凍餃子でも、同じくらいの価格帯の商品は数多く存在します。ただ、小籠包のようなじゅわっとした肉汁が感じられる冷凍餃子がこの価格で購入できることを考えると、高コスパと言えるのではないでしょうか。

 大手メーカーの冷凍餃子は、焦げ付きにくさや調理の方法などが工夫されていますが、こちらの商品はややフライパンにくっつきやすいように感じたのがやや気になりました。ただ、調理しにくいというほどではなく、デメリットとは感じませんでした。ある程度、自分で餃子を焼くことができる人であれば、十分調理可能でしょう。

 ただ安いだけでなく、「高コスパ」と感じられる商品は、積極的にリピートしたいと考えていますので、こちらの商品は確実にリピートしたいと思える商品でした。

何かと便利な「れんこんスライス」

 次に見ていきたいのが、「れんこんスライス」(500g、288円)です。

 れんこんは、生の状態のものを購入すると、意外と高価ですし、皮むきなど下ごしらえが面倒です。また、色が変わりやすく、日持ちしにくいという扱いの難しさがあります。その一方で、食べ応えがあり、和食として煮物にしたり、カリッと揚げてサラダにしたり、フライなどにも使いやすいため、万能な食材であるというのがれんこんの魅力です。

 れんこんの面倒な下ごしらえ作業を省略でき、かつ安価に入手できる冷凍の「れんこんスライス」を非常に便利な商品です。冷凍庫に1つ入れておくと、あと一品に困ったときに役立ちます。ほかの食品スーパーにも似たような商品がありますが、近隣に肉のハナマサがあるならぜひ購入してみるのをおすすめします。

ちゃんとマグロな「ツナフレーク」

 最近はかつおを原材料にした安価なツナフレークもありますが、肉のハナマサでは、マグロが原材料の「ツナフレーク」が5個パックで498円と、比較的安価に購入できます。

 さまざまな料理に使える万能な「ツナフレーク」の使い勝手のよさは、あえて説明するまでもありません。最近の値上げにより、以前より高いと感じることが多くなった「ツナフレーク」だからこそ、安価に購入できるとありがたいものです。

1つで大満足な「肉のハナマサ 台湾屋台東坡肉割包」

 「東坡肉(トンポーロー:豚肉の角煮)」を挟んで食べる台湾点心の定番の一品である、「台湾屋台東坡肉割包(トンポーローわりぱん698円)」(4個入り)は、あまり見かけたことがない珍しさからつい購入してしまいました。蒸し器でもつくれるそうですが、電子レンジ調理も可能となっています。

 今回は電子レンジで調理していただきましたが、白いパンをふわっとさせるのはやや難しく、ムラが出てしまいました。おそらく、蒸した方がおいしくいただけるのでしょう。

 サンドされている肉は脂身がやや強すぎる印象はありましたが、ひとつのボリュームがしっかりしており、同価格の菓子パンや肉まんを食べるよりも、食べ応えがありました。

 菓子パンや肉まんにくらべ、1つでも満腹感を得られると考えると、魅力ある商品と言えます。わが家の場合、部活帰りの子どもの軽食として、たまに活用するのに丁度よいと感じました。折に触れてリピートしたいと思います。

味や価格にこだわりが感じられる、高コスパな「肉のハナマサ」

 店頭の野菜コーナーではお買い得な野菜がずらりと並び、大容量ながらも比較的安価な肉・魚を取り揃えている「肉のハナマサ」。PB商品以外にもお買い得な商品がたくさんあり、気づけばカゴ一杯になってしまいました。「これだけ買ってもこの価格?」と思うほど、量に対する価格が抑えられているうえ、買いやすい値段ながらも「味」へのこだわりが感じられる商品が多かった印象です。

 24時間営業の店舗や、夜21時からの特別セールの企画など、「肉のハナマサ」ならではの趣向が凝らされているのも面白みがあります。「業務用系」の食品スーパーの中でも、オリジナル商品の種類が豊富な印象です。目当ての商品を買うために「肉のハナマサ」に通う人がいるのもうなずけます。

 大手メーカー品中心のチェーン店は安心感がありますが、「肉のハナマサ」のようにお店の個性が見える食品スーパーも、常に“新しいおかずのレパートリー”を求めている主婦にとっては、非常にありがたい存在ではないでしょうか。

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