週間コンビニエンスストアニュース ローソン、人気の「町中華」を商品化

ローソンは2025年2月期、他社との差別化につながる「チャレンジ商品」の開発に注力する

古くから地域に愛され続ける、中華料理中心の大衆食堂を総称する「町中華」が、近年人気だ。インターネット調査でも、回答者の85％近くが「町中華が好き」または「町中華の店に行ってみたい」と回答した。月1回以上、中華料理を食べる人の割合は75％にも上るそうだ。ローソンが7月9日に発売する。1958年に早稲田で創業した「早稲田メルシー」監修の「肉チャーハン」（税込592円）、「タンメン」（同599円）、「ポークオムライスおにぎり」（同203円）の3品と、1965年に赤坂で創業した「赤坂珉珉」監修の「同ドラゴン麻婆」（同646円）、「ドラゴン味噌タンメン麺大盛り」（同288円）、「ドラゴン炒麺」（同599円）、「ドラゴン炒飯おにぎり」（同181円）の4品。（7月2日～8日までのニュースをまとめました）

ローソン
青森県産米「晴天の霹靂」使用のおにぎり

　日本各地で生産されている希少なブランド米だけを使用したおにぎり「日本おこめぐり」シリーズの第11弾として、青森県産米「青天の霹靂」を使用した「青森県産帆立味噌和え」（税込203円）と「塩にぎり」（同117円）を、7月2日から発売。同シリーズで青森県産米を使用したおにぎりを発売するのは、今回が初めて。「晴天の霹靂」は、粘りとキレのバランスが良く、上品な甘みが特長の米。

人気店監修のご当地冷し麺を地区ごとに発売

　7月9日から全国7地区で、各地域の人気中華店などが監修したご当地冷し麺を地区ごとに発売する。

• ＜北海道＞「布袋点心舗 弁財天監修 棒々鶏冷麺」（税込624円）
• ＜東北＞「末廣ラーメン本舗監修 冷たい中華そば」（同646円）
• ＜関東甲信越＞「日高屋監修 冷し醤油つけそば」（同559円）
• ＜中部＞「岐阜タンメン監修 冷し岐阜タンメン」（同599円）
• ＜近畿＞「健民ダイニング監修 ごまだれの冷し中華」（同599円）
• ＜中四国＞「珍来軒監修 呉冷麺」（同599円）
• ＜九州＞「舎楽監修 冷し塩魚介まぜそば」（同581円）
  
  

ファミリーマート
北海道産メロン果汁のアイスバー

　北海道産メロン果汁を20％使用した「とろける食感 ぎゅっとメロン」（同258円）を7月2日に発売。国産フルーツを使い、持続可能な果実生産の支援につなげる、産地応援のために始めたアイスバーシリーズ商品で、メロンのおいしさをしっかりと味わえるよう、表面はやや甘めの濃厚な味わい、内側は口どけの良い層に仕立て、２種類の味わいと食感を楽しめるようにした。昨年７月に発売した夕張メロンを使ったアイスバーは、発売初週の新商品ランキングで１位を獲得している。

旬の野菜を味わうサラダ・ちょいデリを発売

　7月2日から、旬を迎えたレタスやキャベツのシャキシャキとした食感が楽しめるサラダやちょいデリ５商品を発売。サラダに使用するレタス、キャベツには、標高700m以上の高原で育てられた「高原レタス」、「高原キャベツ」を使用した。

• 「旨だれで食べる！じゃこキャベツ」（同228円）
• 「チョレギサラダ」（同330円）
• 「炙りベーコンのシーザーパスタサラダ」（同420円）
• 「蒸し鶏と塩昆布のやみつきキャベツ」（同228円）
• 「コールスローサラダ」（同248円）
  
  

「ピアット スズキ 麻布十番」シェフ初監修の3商品

　東京都港区麻布十番の14年連続ミシュラン獲得の人気イタリア料理店「ピアット スズキ」のオーナーシェフ鈴木弥平氏が監修した「ピリッと辛旨！アラビアータ」（全国、同568円）、「冷たいパスタ バジルソース」（関東地方、同598円）、「石窯パリジャンサンド チキン＆ゆでたまご～バジルソース仕立て～」（関東地方、同398円）の3品を、7月2日から発売。

「日清焼そばU.F.O.」コラボ商品の第3弾

日清食品のカップ焼そば「日清焼そばU.F.O.」とコラボレーションした「U.F.O.ぶっ濃い濃厚爆盛焼そばパン」（同348円）と「U.F.O.ぶっ濃い濃厚プチ焼そばパン4個入」（同198円）を7月2日に発売。2022年7月発売のコラボ商品第1弾は約250万食、2023年7月に発売した第2弾は約400万食を販売し、2年連続で大ヒットした。

1994年当時の味わいを再現した復刻ビール

　サッポロビールと共同開発した「サッポロ蔵出し生ビール」を、7月9日から全国で数量限定発売する。1994年当時のレシピを再現し、「蔵から出したてのうまさ」をイメージしてつくった麦芽100％のビール。（350㎖缶・税込224円、500㎖缶・同292円）

ヨーグルト味のフラッペを発売

　森永乳業の「森永アロエヨーグルト」とコラボレーションした商品「森永アロエヨーグルト味フラッペ」（同350円）を、7月9日から順次発売する。ヨーグルト味の氷とクリームの2層仕立てで、濃厚な味わいと、ぷるぷるとしたアロエの葉肉が特長。

ミニストップ
「スパイシーフェア」を開催

　夏の暑さを吹き飛ばす、スパイシーな商品を販売する「スパイシーフェア」を、7月2日から15日まで開催する。口の中でスパイシーな辛さが広がり、柔らかさの中にもサクサクとした食感が楽しめる新感覚ナゲット「BBQソースインナゲット」（税抜270円）や、レッドマサラカレーとグリーンカレーの2種類のエスニックカレーが楽しめる「レッドマサラ＆グリーンカラー」（同598円）、コチュジャンと豆板醤の2種類のジャンを使用したスパイシーな「ヤンニョムチキン弁当」（同550円、大盛同600円）のほか、冷し麺、軽食、惣菜、スープ、菓子パンなど9品を取り揃えた。

箸で食べる「手づくりおにぎり うなぎごはん」

　店内で炊いたご飯を使用し、箸で食べるシリーズの新商品。うなぎは、たれを二段階でつけ焼きし、香ばしさと柔らかさを両立させた仕上げ。たれには、二段仕込み醤油に糖類を加え、コクと風味のある甘みたれを使用した。7月5日発売で税抜280円。

今夏のツートップ商品

• 「ハロハロ 果実氷すいか」……夏の定番フルーツ「すいか」を初めて使用。収穫後2日以内に冷凍し、旨みを閉じ込めた。シャキッとした食感の果実氷すいかに、ソフトバニラを組み合わせ、宮古島の雪塩を入れたすいかシロップを加えた。7月5日発売で税抜400円。
• 「ブルーベリーヨーグルトパフェ」……下のフローズンブルーベリーは、酸味と甘みのバランスが取れたカナダ産「ブルークロップ」の大粒果実を使用。上にトッピングしたブルーベリーソースは、小粒で酸味が強めの「ワイルド種」を粒が残るように仕立てた。ヨーグルトには「明治 北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」を使用した。7月5日発売で税抜450円（得盛は同638円）。