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週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、FC加盟店でアバター接客導入の実証実験

ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年11月14日 21時0分

ローソン外観

新たな接客と多様な働き方の実現をめざし、ローソンがデジタル技術を活用したアバター接客を採用している。2022年11から開始し、今年11月6日時点で6都府県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、福岡県)の17店舗が採用。今回、香川県の8店舗が加わり、25年2月末まで実証実験を行う。アバターの導入は四国地区の店舗では初めてで、今回の実証実験では、FC加盟店での本格的な展開が可能かどうかを検証する。アバターオペレーターは、店内に設置されたモニターに投影されるアバターを通じて、利用客とコミュニケーションを取りながら接客業務を行う。自宅などからリモートで勤務し、店内売場の案内やセルフレジの利用方法を説明できるほか、「時間」や「場所」、「年齢」や「性別」、「さまざまな障害」などの制約のない働き方、一人のオペレーターが複数店を受け持つなど効率的な人員配置による人手不足対策も可能になったという。これまでの実証実験では、セルフレジの利用率が15%以上向上し、店舗従業員のレジ業務に関わる時間は1店舗当たり平均1.5時間以上を削減。創出された1.5時間をより魅力的な売場づくりに充てることが可能となった。(11月5日~11日までのニュースをまとめました)

ローソン外観

ローソン
ウォークスルー決済導入店舗を関西に初出店

 1113日、Osaka Metro御堂筋線なかもず駅に、商品を手に取って店外に出るだけで買物ができるウォークスルー決済導入店舗「S Lawson Go OSLなかもず駅店」をオープンする。東急電鉄二子玉川駅構内の店舗に続く2店舗目となり、関西では初の出店。営業時間は7時から2130分で、おにぎり、ベーカリー、飲料、菓子などを中心に約380アイテムを取り揃えた。

閉店したスーパー跡地に“地域共生コンビニ”を出店

 1115日、さまざまな地域の社会課題解決をめざす“地域共生コンビニ”として、鳥取県八頭町に「八頭町丹比(やずちょうたんぴ)店」をオープン。八頭町と連携し、昨年9月に閉店したスーパー跡地に出店し、通常のローソン店舗の品揃えに加え、地元のスーパーマーケット「エスマート」が調達したローソン店舗向けの野菜や肉、魚など生鮮食品約100品目を品揃えする。

  • 所在地……鳥取県八頭町北山字下柳縄手57-1
  • 売場面積…66.46
  • 営業時間…24時間
  • 駐車台数…普通車33台、大型車2

アートトイレを6店舗で展開

 1110日の「トイレの日」、1119日の「世界トイレの日」に合わせ、1110日から順次、宮城県「栗原若柳店」、埼玉県「吉野原工業団地店」、長野県「長野三輪六丁目店」、愛知県「清須押花店」、京都府「嵐山谷ケ辻子町店」、広島県「福山光南町一丁目店」の6店舗で、アートトイレを展開する。今回で3年目となるアートトイレの展開では、デザインを一般公募し、決定した6作品を使用した。

ファミリーマート
銀行口座チャージ対応金融機関を96行に拡大

 アプリ上で利用できるスマホ決済「ファミペイ」が、11行に新たに85行を追加し、115日から計96行の銀行口座からチャージできるようになった。「ファミペイ」へのチャージは、店頭での現金、クレジットカード(JCBブランド)、銀行口座、ファミマポイント、ファミペイギフト、ファミペイ翌月払いなどで対応。今回は、銀行口座チャージ対応として、地方銀行を中心に36行、信用組合36組合、労働金庫13金庫を追加した。チャージ単位は3000円以上1円単位。

「クリスピーチキン」がシリーズ累計2億食を突破

 20213月に「ファミチキ越えの問題児⁉」でデビューし、今年6月に「大きくなって価格据え置き」にリニューアルした「クリスピーチキン」が、9月にシリーズ累計2億食を突破。これまでダントツ1位の販売数量の記録を持つ「クリスピーチキン(ハバネロホット)」のサイズを大きくリニューアルし、115日から再販売した。しっかりと柔らかな肉感とハバネロの刺激的な辛さのコンビネーションが特徴のチキン。税込178円。

3社連携で余剰在庫を食支援に活用

 トーカン(名古屋市)、寿がきや食品(愛知県豊明市)と連携し、学校給食が一時停止となる年末年始、余剰在庫となった加工食品40ケース(レトルト食品・カップ麺など660個)を食支援に活用。「ファミマフードドライブ」を通じて寄贈する。愛知県は「ファミマフードドライブ」発祥の地で、実施店舗は約720店舗。都道府県別では最も多い。

ビールとチップスのコラボキャンペーン

 サッポロビールと共同開発した「ビアサプライズシリーズ」の最初の商品として16年に登場した「サッポロビアサプライズ至福の苦み」(350㎖缶・税込224円、500㎖缶・同292円)をリニューアルして、1112日に発売。ホップの苦みを最大限引き出すとともに、香りづけに2種のホップを組み合わせ、鮮烈な苦みと華やかな香りを楽しめるようにした。また、ビールとのペアリングが楽しめるカルビーの「ポテトチップス 和牛ステーキ和風ソース味」(同191円)も同時発売する。

“節約・手軽”の「アレンジクリスマス」を提案

 118日に「ファミリーマート クリスマス発表会・試食会」を開催。今年のクリスマスの過ごし方の傾向と、クリスマス商品戦略を発表した。過去一番物価高なクリスマスを迎えるにあたって、全68種類のラインアップし、そのなかで「おトクに、手軽に、おいしく揃う」商品の組み合わせや、楽しみ方を提案していく。

ミニストップ
「塩バターどらやき」をリニューアル

 チルドスイーツで人気の「塩バターどらやき」をさらにおいしくリニューアルし、115日から発売。しっとり粒感を感じる粒あんに変更し、ロレーヌ岩塩の旨みが効いた北海道産発酵バターを使用した。税抜238円。

手づくりおにぎり「舞茸かき揚げ」

 店内で炊いたご飯でつくる手づくりおにぎり「舞茸かき揚げ」を118日から発売。秋に需要が高まる舞茸を使用し、おにぎりと同じサイズの三角形のかき揚げにして、ご飯に甘めのタレをかけて挟んだ。価格は同260円。

「ダブル蜜いも」のパフェ

 甘く温かい台湾蜜いもと、濃厚な台湾蜜いもモンブランソースを組み合わせたパフェ。モンブランソースが、台湾蜜いもとソフトクリームバニラにマッチし、「温×冷」スイーツとして楽しめる1品。118日発売で価格は同450円。

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