週刊スーパーマーケットニュース ユーコープ、「ホワイト物流」推進運動に賛同
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2025年1月22日 22時7分
ユーコープは、国土交通省物流・自動車局貨物流通事業課が発信する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、「自主行動宣言」を作成した。「ホワイト物流」推進運動は、トラック運転者不足が深刻になっていることに対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に役立つことを目的に、トラック輸送の生産性向上・物流の効率化に取り組む運動。発荷主、着荷主事業者それぞれの立場で検討し、物流業務の効率化・合理化、運送契約の適正化、輸送・荷役作業などの安全確保を推進できる状況の早期構築をめざしていく。
ベイシア
ネットスーパー開業3年で54店舗に拡大
ベイシアは楽天グループのネットスーパー・プラットフォーム「楽天全国スーパー」内に「ベイシアネットスーパー」を2022年1月に開業。今年1月で3周年を迎え、現在1都11県の54店舗まで拡大した。「ベイシアネットスーパー」は、常温・冷蔵・冷凍の3つの温度帯に対応し、消耗品などの常温品から生鮮食品、冷凍食品まで約2万点の注文を受けている。
マミーマート
東京都が「心のバリアフリーサポート企業」に登録
「誰も取り残されない共生社会の実現」に関するマミーマートの補助犬啓発活動の取り組みが評価され、東京都福祉健康局 東京都「心のバリアフリーサポート企業」として登録された。
東武ストア
「これ得!値下げ宣言」を継続実施
1月1日から、食料品を中心に購入頻度の高い商品をお得な価格で販売する「これ得!値下げ宣言」を継続して実施する。1月は、食用油、パスタソース、冷凍食品、洗濯洗剤など、毎日の生活に欠かせない279品目を対象にした。最大値下げ率は40%。
サミット
顧客の声を反映させた恵方巻
今年の恵方巻は13種類をラインアップ。定番の「太巻」だけではなく、顧客の要望が多い「中巻」や「セット商品」の品揃えも充実させた。予約は1月29日までインターネットと店舗で受け付ける。
年末チラシで「紅白食合戦」
年末恒例の“楽しみのあるチラシ”で、社員24人が「年末におすすめしたい商品」を紹介。紅組、白組に分かれて勝負した。「応援したい!」と思った組、またはその商品が買いたくなった組にハッシュタグをつけてXで投票するもので、併せて「2024年の私の漢字」も掲載した。
丸久
市役所新庁舎内に「Aruk EX」をオープン
山口県防府市役所内に1月6日、コンビニエンスタイプの店舗「Aruk EX」を設置して営業を開始した。出店場所を考慮して文具を充実させたほか、市役所職員向けに弁当の予約販売も行っていく。
アークス
<第3四半期決算>売上高過去最高も営業・経常利益は減少
2025年2月期第3四半期決算(連結24年3月1日~11月30日)は、売上高が対前年同期比3.0%増の4496億円、営業利益が同9.3%減の100億円、経常利益が同8.6%減の112億円となり、営業利益・経常利益ともに前年同期を下回った。
第3四半期連結累計期間の売上高は、当該期間としては過去最高を達成。既存店ベースでは、客数は前年と同水準を維持したが、物価高と節約志向の影響を受け、1人当たりの買上点数は同0.8%減少。一方、1点単価は同3.4%増、既存店客単価は同2.5%増、既存店売上高は同2.6%増で推移した。
売上総利益については31億4400万円増の1124億1300万円を計上。売上総利益率はインフレ環境下でも前年並みの25.0%を確保した。一方、販管費は予算内執行とはいえ、41億8000万円増の1023億5500万円。人件費(給与および手当)が19億1500万円、減価償却費が6億800万円、それぞれ増加したことなどが影響して販管費が膨らみ、営業利益が前年より10億3600万円減少した。
25年2月期の連結業績については、売上高で同3.6%増の6130億円、営業利益で同2.8%増の173億円、経常利益で同2.0%増の188億円の増収増益を予想したが、当期純利益では同1.4%減の116億円を見込んだ。
オークワ
<第3四半期決算>利益が大幅減
25年2月期第3四半期決算(連結24年2月21日~11月20日)は、営業収益が対前年同期比0.6%増の1837億2700万円、営業利益が同89.3%減の1億2700万円、経常利益が同85.0%減の1億9800万円となり、大幅に利益が減少した。
第3四半期連結累計期間は、「スーパーセンター知多店」と「西大和店」の2店舗の新規出店に加え、オークワ初のデリカ&ベーカリー専門店「ANDDELICA谷町店」をオープン。連結子会社では、外食のオークフーズが客数の増加、人員不足の解消などにより増収増益となったが、農産物などの加工・配送を担うサンライズが、配送収入は増加したが、諸経費の増加で減益を喫した。
連結売上高は8億4300万円増(同0.5%増)にとどまったことに加え、売上原価が10億1100万円増えたことで、売上総利益は1億6800万円減少。営業収入は2億4800万円増えたが、売上総利益の減少で、営業総利益は8000万円増にとどまった。一方、販管費は11億4500万円増加。営業利益を10億6600万円減らすこととなった。
25年2月期の連結業績については、営業収益で同2.7%増の2540億円、営業利益で同15.2%減の24億5000万円、経常利益で同19.3%減の25億円、当期純利益で同45.0%減の5億5000万円を予想し、厳しい決算を見通した。
ハローズ
<第3四半期決算>2ケタ増益で好調堅持
25年2月期第3四半期決算(非連結24年3月1日~11月30日)は、営業収益が対前年同期比7.8%増の1557億円、営業利益が同11.8%増の86億円、経常利益が同12.0%増の86億円となり、前年同期と同様、2ケタ増益を堅持した。
第3四半期は、重点販売商品の育成、適切な品質と低価格を基本コンセプトにしたPB商品の拡充に努めたほか、生活防衛企画や自社会員カード「ハロカ」のポイント優遇施策も継続して行った。
店舗については、魅力アップを図るため、第3四半期までに6店舗を改装。また、売場面積600坪型24時間営業店舗として2店舗を新規出店。中四国でのドミナント基盤の強化に努めた。組織面では、4月に従業員の生活支援を目的に、正社員と嘱託社員を対象に月額3万円の賃金のベースアップを実施し、10月には中長期的な業績および企業価値の向上を目的に、管理職にストックオプション(新株予約権)の発行を決議。また、物流の課題解決に向け、賛同企業と連携した「中四国物流研究会」を発足している。
第3四半期累計期間の営業総利益(売上総利益+営業収入)は31億5500万円増の431億4200万円。売上総利益率は若干だが0.05ポイント改善し、営業総利益に厚みを持たせた。一方、販管費は22億3800万円増の344億8200万円となったが、営業総利益の増加分が販管費増加分を吸収。営業利益の9億1700万円増につながった。
25年2月期の業績については、営業収益で同3.2%増の2017億5500万円、営業利益で同0.8%増の109億6000万円、経常利益で同0.5%増の109億5000万円、当期純利益で同13.6%減の74億2000万円を見込んでいる。
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