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最新!2020年ドラッグストア売上高ランキング ウエルシアHDがトップに返り咲く!

ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2020年8月4日 20時55分

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大手ドラッグストア企業の2019年度業績が出揃った。前年度に売上高トップだったツルハホールディングス(北海道)を抜いてウエルシアホールディングス(東京都)が首位に返り咲いたほか、高速出店を続けるクスリのアオキホールディングス(石川県)が第10位にランクインした。

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クスリのアオキホールディングスが第10位にランクイン

  大手DgS企業の2019年度業績が出揃った。売上高第10位までのすべての企業が増収となった。2ケタ増収は10社中5社に上る。

  増収率トップは高速出店を続けるクスリのアオキHD(対前期比19.6%増収)。コスモス薬品(福岡県:同12.0%増収)、クリエイトSDホールディングス(神奈川県:同11.6%増収)、ウエルシアホールディングス(同11.4%増収)、スギホールディングス(愛知県:同11.0%増収)と続く。

  2019年度のランキングでは、前年度に売上高トップに躍り出たツルハホールディングスを抜いてウエルシアホールディングスが首位に返り咲いたほか、クスリのアオキホールディングスがカワチ薬品(栃木県)を抜いて第10位にランクインした。

  コスモス薬品、サンドラッグ(東京都)、マツモトキヨシホールディングス(千葉県)、スギホールディングス、ココカラファイン(神奈川県)、富士薬品(埼玉県)ドラッグストアグループの順位は前年度と同じだった。

  店舗数ではツルハホールディングスが最多で2150店舗。ウエルシアホールディングスが2005店舗、マツモトキヨシホールディングスが1717店舗と続く。

 

202110月にマツキヨとココカラが経営統合

  2020131日にマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合に関する基本合意書および経営統合に向けた資本業務提携契約を締結した。202110月に売上高1兆円、3000店舗超のDgS企業が誕生。来年度以降、売上高ランキングの首位争いに加わることになる。 

 現在首位争いを繰り広げるウエルシアホールディングスとツルハホールディングスの売上高の差は272億円しかない。

 ウエルシアホールディングスは20203月によどや(高知県)、6月にクスリのマルエ(群馬県)、7月に調剤薬局のネオファルマー(愛媛県)とサミット(愛媛県)を子会社化している。

  一方のツルハホールディングスは20205月に九州旅客鉄道(福岡県)からJR九州ドラッグイレブン(福岡県:20202月期の売上高は522億円)の発行済み株式51%を取得し、同社を連結子会社化している。

  ツルハホールディングスのM&A(合併・買収)次第で、来年度の売上高ラインキングで再度の首位交代があるかもしれない。

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