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SAS最新調査:金融機関が生成AIに大規模投資、成果を出す企業も

Digital PR Platform / 2024年12月3日 11時6分

銀行がAIに寄せる期待は、予算が証明
普通預金の金利やローンの申請数が下降線をたどる一方で、生成AI( https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/generative-ai.html
)に対する銀行の関心はかつてないほど高まっています。事実、回答者のほぼ全員とも言える98%が、すでに生成AIを使用している(60%:保険業界と並び最も高い導入率)か、38%が今後2年以内に導入を計画しているという状況です。来年度に向けて生成AI専用の予算が用意されているとの回答者が90%に上ったことも、これが単なる口先だけではないことを証明しています。

業務プロセスに生成AIを取り込んでいると回答した銀行幹部は17%、現在組織全体で試用段階にあると回答したのは43%でした。また全体の6割は、少なくとも1件の生成AIのユースケースを展開済みと回答しており、これは全業界で最も高い数字です。

また、銀行は部門や業務を横断して生成AIを活用しています。業界全体の平均と比較すると、銀行ではマーケティング(47%)、IT(39%)、営業(36%)、財務(35%)、そして顧客サービス(24%)で、生成AIを高い割合で利用しています。

SASのリスク、不正対策、コンプライアンスソリューション担当シニアバイスプレジデントであるスチュ・ブラッドリー(Stu Bradley)は、次のように述べています。「生成AIは銀行にとって諸刃の剣です。銀行が顧客保護( https://www.sas.com/content/dam/SAS/documents/infographics/2023/en-faces-of-fraud-113646.pdf
)のために生成AIを活用するスピードを上回って、犯罪者はこの技術を悪用し、不正を行っています。しかし不正対策の強化は、生成AIを導入する企業が享受しうる多くのメリットのひとつに過ぎません。事実、生成AI導入の最初の波に乗った先駆者は、銀行のさまざまな領域で早くもその成果を上げています」

銀行ではすでに生成AIの効果が顕在化
銀行が生成AIを導入することにより、特に銀行内部のプロセスにおいてすでに具体的な成果が現れています。銀行幹部の大多数は、次のような効果を報告しています。

従業員のエクスペリエンスと満足度の向上(90%)
リスク管理やコンプライアンス対策の強化(88%)
時間の節約や業務コストの削減(85%)

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