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ネットワンシステムズ、沖縄県多良間村にて閉域SIMを活用した、ガバメントクラウドへの接続実証実験を実施

Digital PR Platform / 2024年12月4日 11時0分


多良間村役場に設置しているCEルータ※に閉域SIMを挿し、クラウド接続DC(東京)へ接続確認
検証用端末から創和ビジネス・マシンズ提供のガバメントクラウド疑似環境(AWS)上の総合行政情報システムへ接続確認および遅延時間の測定
検証用端末から総合行政情報システムの利用(入力、削除、印刷等)
冗長回線部分の切替り時間の測定


・実験結果:閉域SIM回線を利用し、クラウドサービス上にある総合行政情報システムへの正常な接続、行政業務においては有線回線と同等の品質(遅延時間)と、冗長性が担保されている事を確認できました。



[画像2]https://digitalpr.jp/simg/173/100318/700_251_20241203122425674e79e93b8be.png



図 2. 実証実験構成概要


※CEルータ(Customer Edge router)
閉域網に接続する入り口となる、顧客側に設置されたルータ。

■閉域SIM回線の活用メリット
①離島や山間地域においては閉域SIM回線を活用することで、ガバメントクラウド接続に推奨される、閉域性・冗長性を満たすことが可能
・有線回線と同等の品質(デュアルSIM回線の構成により品質と冗長性を確保)
・専用線と比べて安価なキャリア回線を選択可能

②災害時のレジリエンスの確保
・本庁舎が利用できない場合においても、移動先にて閉域SIM回線接続が可能

③専用線敷設作業が不要
・無線回線のため現地でのケーブル敷設作業無しで接続可能

今回の実証実験で得られた閉域SIM回線の活用メリットを基に、今後も離島や山間地域の課題解決を支援していきます。

■株式会社創和ビジネス・マシンズ 比嘉 計成様のコメント
 総合行政情報システムの標準化期限が迫っている中で、「総合行政情報システム」をガバメントクラウド上でサービスを提供するには、短納期で品質の高いクラウド接続サービスが必要となります。沖縄県内の地方公共団体は離島が多く、クラウドへ接続できる回線を選択することができない状況です。今回の実証実験により、離島地区においても、閉域SIM回線を利用して十分な品質を担保することができることが証明されました。
 今後もネットワンシステムズ社との協業により、迅速かつ品質の高いガバメントクラウド接続環境を構築し、安心して総合行政情報システムを利用していただく環境をご提供いたします。

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