【名古屋大学】宇宙地球環境研究所が国際共同利用・共同研究拠点に認定 ~文科省「学際領域展開ハブ形成プログラム」と同時認定。世界をリードする研究拠点へ!~
Digital PR Platform / 2024年12月4日 14時5分
名古屋大学の宇宙地球環境研究所は、文部科学省により、国際的な研究活動の中核としての機能を備えた研究施設であるとして、国際共同利用・共同研究拠点(国際共共拠点)に認定されました。認定は2025年度から3 年間になります。これまでに全国で5大学7拠点が認定されており、本学で認定されたのは初めてです。
通信・測位衛星や気象衛星など、人類の宇宙利用は急速に拡大し、人々の生活は宇宙利用と強く結びついています。また地球温暖化に代表される地球環境の変化は、あらゆる分野に影響を及ぼしていますが、宇宙や太陽との結びつきにおいて地球環境がどのように変化するかについてはまだよくわかっていません。
2015年10月に発足した宇宙地球環境研究所は、地球・太陽・宇宙を1 つのシステムとして捉え、そこに生起する複雑な現象のメカニズムと相互関係の解明を通して、地球環境問題の解決と宇宙に拡がる人類社会の発展に貢献することを目的としており、その真価をより一層主体的に発揮していくことが期待されています。
また、この度の国際共共拠点の認定に先立ち、9月には文部科学省が実施する「学際領域展開ハブ形成プログラム」(学際ハブ)の採択も受けました。全国でも国際共共拠点と学際ハブの両方の認定を受けている研究所は、本研究所を含め3つしかありません。
採択された「宇宙地球環境科学と歴史学・考古学を結ぶ超学際ネットワーク形成」事業では、宇宙地球環境研究所を代表機関として、他の5つの参画機関(※)と連携し、宇宙地球環境科学と歴史学・考古学を融合する新しい超学際ネットワークを創成します。
これにより、激甚太陽嵐の現代文明への影響の評価、新しい正確な年代決定による歴史学・考古学の新展開を進め、宇宙に拡大する持続的な発展型社会の形成と宇宙災害や地震火山災害への備えに貢献するとともに、次世代を担う国際人材を育成します。
※他の5つの参画機関:
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
山形大学 高感度加速器質量分析センター
九州大学 アジア埋蔵文化財研究センター
情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設
名古屋大学 デジタル人文社会科学研究推進センター https://dhss.nagoya-u.ac.jp/
名古屋大学宇宙地球環境研究所
https://www.isee.nagoya-u.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
名古屋大学広報課
TEL:052-789-2699
FAX:052‐788-6272
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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