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大雪でソーラーパネルの破損事故が急増!

Digital PR Platform / 2024年12月9日 12時0分

[画像6]https://digitalpr.jp/table_img/2526/100501/100501_web_2.png

積雪の状況によっては、フランジの接合部から破断する場合もあります。
[画像7]https://digitalpr.jp/simg/2526/100501/550_448_2024120512324467511edc8f9fe.jpg
[図6] 接続部の破断









▌3-2 改善推奨事項
 設備設置後の基準改訂により、対応が必須ではないものの、改善を推奨される事項として指摘されたものになります。49事業場で指摘があり、項目毎の指摘件数は以下の表2の通りでした。
(1つの立入検査先で複数の指摘があった場合や、複数項目にかかる指摘については、それぞれの項目でカウントしております。)

表2 改善推奨事項まとめ※
[画像8]https://digitalpr.jp/simg/2526/100501/600_427_20241205123901675120555360b.jpg

※JIS、電気設備に関する技術基準を定める省令(電技省令)、及び電気設備の技術基準の解釈(電技解釈)については建設時の基準を適用。また、氷雪にかかる主な指摘項目は黄色ハイライト部分になります。

 上記の改善推奨事項のうち、氷雪への備えとしては以下のような指摘事例がありました。
 垂直積雪量を適切に設定し、架台を設計しないと、積雪時に破損するリスクが大きくなります。適切に見積もるようにしてください。
(地域毎に定められている垂直積雪量(想定積雪量)が異なります。ご注意ください。)
 
[画像9]https://digitalpr.jp/table_img/2526/100501/100501_web_3.png

 
[画像10]https://digitalpr.jp/simg/2526/100501/600_327_202412051238376751203d96a12.jpg
[図7] 架台破損リスクのイメージ










4.事故を防ぐためのポイント
事故を未然に防ぐために
 未然防止に有効と考えられる対策を以下に示します。
 新規設置時や再築時においては、地域の気象条件に応じて、要求事項を満たした設計を行うようにしてください。
 また積雪による太陽電池発電設備の破損事故を防ぐには、ソーラーパネルや架台が破損しないよう定期的な巡視点検や早い段階での除雪を行うことが大事です。また積雪が予想される場合、保安業務を行っている電気主任技術者等との事前相談も重要です。

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