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追手門学院大学の学生らが12月14日に茨木市文化・子育て複合施設で「みんなの防災訓練」を開催 ― 災害時の外国人支援ワークショップ

Digital PR Platform / 2024年12月5日 20時5分

追手門学院大学の学生らが12月14日に茨木市文化・子育て複合施設で「みんなの防災訓練」を開催 ― 災害時の外国人支援ワークショップ



追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の学生らは12月14日(土)、茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」で地域×防災×国際交流イベント「みんなの防災訓練」を開催する。これは、能登半島地震の災害ボランティアに参加した学生らが外国人被災者を支援した経験をきっかけに企画した、災害時の「外国人支援」をテーマにしたワークショップ。多文化共生と防災知識を学べるプログラムを通して、能登半島地震で浮き彫りになった、日本に住む外国人や観光客らが被災した際に必要な情報が届かないといった問題について考える。参加無料、事前予約不要(定員:先着30名)。




 追手門学院大学では、主体的に学び、協働して問題解決にあたる学修スタイルWIL(Work-Is-Learning)を推進しており、WILプログラム認定の課外活動を奨励するべく「追大WILプログラム奨励金」を設け、学生の主体的な活動を支援している。

 2024年能登半島地震が起きた際に災害ボランティアに参加した新納頼揮さん(国際学部3年)は、外国人被災者が言語や文化、宗教の違いから困難を感じている状況を目の当たりにした。その経験をもとに、災害時の外国人支援をテーマにしたプロジェクトを発案。「追大WILプログラム奨励金」を活用し、新納さんがリーダーとなって学生主体の取り組みを開始した。

 12月14日(土)には、国際学部の学生を中心に集まった7名で、地域×防災×国際交流イベント「みんなの防災訓練」を開催。地域での支え合いを重視する「共助」に焦点をあて、災害時における外国人支援について地域住民と一緒に考えるワークショップを実施する。
 追手門学院大学が位置する茨木市には約5,000人の外国人が暮らしており、その数は年々増えている。また通勤や通学で茨木市に来ている外国人も多く、自然災害が発生した際には、言語や文化の違いから課題に直面することが想定される。
 こうした現状を踏まえ、今回のワークショップでは、学生が実施した「災害時体験談アンケート」の結果報告や、世界各国の防災パンフレットを活用したハンドサインやサイレンの違いを紹介する。また、プロジェクトメンバーに加えてモンゴルやインドなどから留学してきた学生も参加し、留学生を交えたグループディスカッションを実施。地域住民と直接交流しながら、多様な視点で災害時の支援について考える。
 そのほかにも、クイズや茨木市内の避難所の紹介など、多文化共生と防災知識を学べるプログラムを通して、文化や宗教の違いを学びながら、外国人が災害時に直面する課題について、地域住民とともに理解を深めていくことを目指す。概要は下記の通り。

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