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タウリンは炎症に伴う免疫細胞へのダメージを軽減する

Digital PR Platform / 2024年12月10日 11時0分

【研究成果1:タウリンはマクロファージの炎症性サイトカインの遺伝子発現増加を抑制する】
ウイルス感染に関連する炎症性サイトカインのうち、IL1β、IL6、TNFαの3つに着目し、遺伝子発現量にタウリンが与える効果について評価しました。その結果、TLR7活性化によるIL1β、IL6、TNFαの遺伝子発現量の増加は、タウリンによって抑制されました(図1)。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2698/100572/200_210_202412061258556752767fbdd09.png
 [画像3]https://digitalpr.jp/simg/2698/100572/200_208_202412061258586752768274c10.png
 [画像4]https://digitalpr.jp/simg/2698/100572/200_212_2024120612590067527684c269f.png

図1 タウリンがTLR7活性化マクロファージの炎症性サイトカインの遺伝子発現に与える影響
(a)IL1β発現量(b)IL6発現量(c)TNFα発現量
平均値± 標準誤差,*p<0.05,**p<0.01,Dunnett検定,N.D. : Not Determined,n=6

【研究成果2:タウリンはマクロファージ細胞内ATP量の低下を軽減する】
ウイルス感染時の重症化に関連する細胞内ATP量にタウリンが与える影響を評価しました。
その結果、TLR7活性化による細胞内ATP量の低下は、タウリンによって軽減されました(図2)。

      [画像5]https://digitalpr.jp/simg/2698/100572/200_207_2024120612590567527689a9c12.png

図2 タウリンがTLR7活性化マクロファージの細胞内ATP量に与える影響
平均値± 標準誤差, ***p<0.001,Studentのt検定,###p<0.001,Dunnett検定,n=6

【研究成果のまとめ】
本研究では、ウイルスを認識するTLR7活性化によってウイルス感染を模倣し、炎症性サイトカインの発現異常と、細胞内ATP量の低下をタウリンが抑制することを明らかにしました。この発見は、タウリンがウイルス感染時の炎症や長引く疲労に効果を発揮する可能性を示唆しています。
当社はこれまで、タウリンの健康への効果について様々な角度から研究を進めてきました。今後もタウリン研究を進め、新しい知見を世の中にフィードバックしていくことで、生活者の皆さまの健康で充実した生活をサポートしてまいります。


本件に関するお問合わせ先
大正製薬株式会社 メディア推進部 03-3985-1153
梶田 寛文 h-kajita@taisho.co.jp


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