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PwCコンサルティング、EUコーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)に関する企業の簡易診断サービスを提供開始

Digital PR Platform / 2024年12月11日 13時0分

サービスのステップ
本サービスは、企業がCSDDDに対応するための具体的なアクションプランを提供することを目的としており、以下の3つのステップで構成されています。まず、公開情報や社内情報のレビュー、そして日本と欧州のグループ企業の担当者へのインタビューを通じて、CSDDDの実施状況を評価し、現状分析を行います。次に、課題を特定し、最後に今後の取り組みについて提案を行います。これにより、企業はCSDDDに適切に対応し、持続可能な経営を実現するための支援を受けることができます。


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図表1:診断ステップ


ステップ① 現状の分析
リスク管理に関する社内文書や、有価証券報告書、統合レポートなどの開示情報をもとに、CSDDDの要求事項に関連する企業の取り組み状況を確認します。具体的には、8つの大項目として設定している①企業の方針やリスク管理システムへの取り込み、②負の影響の特定と評価、③予防・軽減・是正措置、④苦情処理メカニズムの構築・運用、⑤モニタリング・効果検証、⑥ステークホルダーとの対話、⑦デューディリジェンス実施結果の公開、⑧気候変動緩和のための移行計画の策定・実施について、どのレベルにおいて実施しているかチェックリストを用いて分析を行います。また、十分な理解を深めるために、関係者に対して取り組み状況に関するインタビューを実施します。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1810/100674/700_310_20241209161032675697e8cffa1.jpg


図表2:現状の分析におけるアウトプットイメージ(チェックリスト)


ステップ② 課題の特定
ステップ①で確認した企業の体制やリスク評価の取り組み状況などが、CSDDDの要求事項を満たしているかどうかを、網羅的なチェックリストをもとに詳細評価します。この評価に基づき、不足点や重要な課題を特定し、対応方針の策定につなげます。例えば、負の影響を特定・評価する項目に対して、限定的な調査しかなされていない、予防措置としての内部統制対応で社内規則や業務プロセスにまで落とし込みが出来ていないなど具体的な各項目におけるギャップを明確にし、具体的に解決すべき課題を洗い出します。さらに、社内の取り組みに加え、社外ステークホルダーとの取引における要求項目の状況も確認します。

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