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天祖神社×文学部日本文学科のコラボプロジェクト吉凶のないおみくじ「天祖神社歌占」 新しい歌占の奉納祭

Digital PR Platform / 2024年12月17日 14時5分

天祖神社×文学部日本文学科のコラボプロジェクト吉凶のないおみくじ「天祖神社歌占」 新しい歌占の奉納祭



成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:森雄一)文学部日本文学科 平野多恵教授と天祖神社(東京都板橋区南常盤台、宮司:小林美香)は、2015年1月より共同で同神社のオリジナル和歌みくじ「天祖神社歌占」を制作するプロジェクトを進めています。これまでに22の神様の歌占を制作しており、この度、新たな神様の歌占が加わることになりました。12月27日(金)に、新しい歌占を神様に奉納する「歌占奉納祭」を天祖神社で執り行います。
なお、2025年1月1日から天祖神社歌占は常盤の杜の香り付きとなります。2025年1月3日(金)12日(日)11時~17時に成蹊大学大学院の学生が神社境内で歌占の奉仕を予定しています。





【天祖神社歌占とは】
「天祖神社歌占」は、天祖神社の神々とご縁を結べる同神社オリジナルの和歌みくじです。天祖神社宮司で思想史の研究者でもある小林美香氏と平野多恵教授(成蹊大学文学部日本文学科)が共同研究を行ったことが契機となり、このおみくじに関わる活動には、成蹊大学文学部日本文学科の教員(プロジェクト代表者:平野多恵教授)と学生・大学院生が協力しています。現在までに22の歌占が制作され、多くの参拝者に親しまれています。
この歌占には江戸時代につくられた「天岩戸開」絵馬(天祖神社蔵、板橋区登録文化財)に描かれた神々や狛狼像(御嶽神社蔵、板橋区登録文化財)のおみくじも含まれており、日本古来の信仰に基づく地域の文化財を現代的に活用する取り組みです。室町時代~江戸時代に行われていた作法通り、呪歌を唱え、弓の弦に結びつけられた和歌の短冊を選ぶユニークさも相まって、多くのメディアでも取り上げられています。

【吉凶がない和歌のおみくじ「歌占」について】
「歌占」とは神様のお告げを和歌で示すおみくじです。むかしから日本では神様は和歌でお告げを示すと考えられてきました。古くは巫女などの巫者が和歌を解釈していましたが、時代が経過していく中で、あらかじめ和歌を解釈した上で吉凶が記された現在のようなおみくじが一般化していきました。

【新しい神様の歌占が登場】
今回、歌占に新しく加わるのは、ときわ台 天祖神社境内の御井戸の神「御井の神(みいのかみ)」です。境内の手水舎には御井戸の水がつかわれています。12月27日(金)には、今回新たにつくった歌占を神様に奉納する「歌占奉納祭」において和歌の披講がおこなわれます。

【和歌の披講とは】
和歌の披講は、新しくつくった和歌を読みあげてから節を付けて歌うことをいいます。古来、歌会や歌合(うたあわせ)の場では、和歌が披講されていました。現在も宮中の歌会始で行なわれています。今回の歌占奉納祭では披講会会長の堤公長氏により和歌の披講が行われます。

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