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有胞子性乳酸菌プロバイオティクスの養殖魚における斃死抑制効果を確認

Digital PR Platform / 2024年12月23日 20時5分

●近畿大学大学院農学研究科水産学専攻
 博士前期課程2年 白樫柊児(研究当時)
●近畿大学水産研究所奄美実験場
 助教 青木隆一郎
●近畿大学農学部水産学科
 准教授 小林靖尚
 講師 谷口亮人

※1三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループ株式会社とそのグループ会社の総称です。
※2ヘンドリクシア・コアグランス(Heyndrickxia coagulans SANK70258)
 1949年に中山大樹博士(山梨大学名誉教授)が発見した、胞子を形成する有胞子性乳酸菌であり、長年にわたりプロバイオティクスとして使われている。胃酸で死なず、⽣きたまま腸まで届くという特性をもつ。ヒトにおいて便通改善、風邪様症状の緩和、肌状態の改善などの作用があることが報告されている。また、畜産動物の増体、抗炎症、感染症抑制に寄与することも報告されている。なお、Bacillus coagulansは2020年にWeizmannia coagulansに、2023年にHeyndrickxia coagulansに学名が変更されており、Bacillus coagulans SANK70258、Weizmannia coagulans SANK70258はHeyndrickxia coagulans SANK70258と同一の株を指す。
※3斃死(へいし)
 感染症などにより突然死すること
※4論文情報
 タイトル:Exploring spore-forming lactic acid bacterium Heyndrickxia coagulans SANK70258 as a promising probiotic for red sea bream (Pagrus major)
 著者名 :白樫柊児、青木隆一郎、小林靖尚、相田正典、山田良一、谷口亮人
 雑誌名 :Frontiers in Aquaculture
 リンク先:https://www.frontiersin.org/journals/aquaculture/articles/10.3389/faquc.2024.1450537/full
※5ムチン
 消化管や気管で分泌される粘液の主成分であり、病原菌感染等から宿主を守る働きを担う

【関連リンク】
水産研究所 助教 青木隆一郎(アオキリュウイチロウ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2541-aoki-ryuichiro.html
農学部 水産学科 准教授 小林靖尚(コバヤシヤスヒサ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1436-kobayashi-yasuhisa.html
農学部 水産学科 講師 谷口亮人(タニグチアキト)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/941-taniguchi-akito.html

大学院農学研究科
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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