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Ansys、NVIDIA GH200 Grace Hopper SuperchipでCFDシミュレーションを110倍高速化

Digital PR Platform / 2024年12月24日 10時42分

TACCの高度なコンピューティング機能を活用し、AnsysとNVIDIAは協業して24億セルの自動車外部空力シミュレーションを実行し、2つの異なる重要な結果を得ることができました。まず、Ansysのソフトウェアは同じ予測精度を維持しながら、CFDシミュレーションを大幅に高速化しました。2つ目は、設計者は全体的なシミュレーション速度を犠牲にすることなく、より多くのパラメータを追加して精度を向上させることができます。





[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2541/101578/650_342_20241224103613676a100d44ade.png



Ansys Fluentを用いた自動車の外部空力シミュレーション

具体的には、NVIDIAQuantum-2 InfiniBandによるマルチノードスケーリングを備えた320個のGH200GraceHopperSuperchipは、2,048個のCPUコアを使用した場合と比較して110倍の高速化を実現し、約225,390個のCPUコアと同等の性能を達成しました。さらに、GPUの一般的な導入を使用しているお客様のベンチマークデータによると、32 GPUに拡張した場合、1つのNVIDIAGH200GraceHopperSuperchipは約1,408個のCPUコアと同等の性能を発揮します。
関連リンク:https://www.nvidia.com/en-us/networking/quantum2/

AnsysのSenior Vice President of ProductsであるShane Emswilerは、次のように述べています。
「Ansysは、より高いレベルのシミュレーションの忠実度とエンジニアリングの知見をお客様に提供し、イノベーションを加速するために、性能と機能の向上に取り組んでいます。最新のGPUテクノロジーにアップグレードすることで、お客様は市場投入までの期間が重要なエンジニアリングや製品開発にかかる時間を短縮できます。さらに、開発サイクル全体でエネルギー消費量が大幅に削減され、お客様のコストとリソースを大幅に節約できます」

Ansysはまた、NVIDIAアクセラレーションライブラリ、人工知能フレームワーク、OmniverseテクノロジーのリファレンスワークフローであるOmniverse Blueprintを初めて採用し、Ansysアプリケーションでリアルタイムかつインタラクティブな物理現象の可視化を可能にします。

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