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AWS、Hondaと次世代ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)の実現と、生成AIを活用したEVユーザーの充電体験向上のサービス開発で協業

Digital PR Platform / 2025年1月8日 9時31分

Honda は、車両の品質、安全性、そして自律性の向上に向け、クラウドの接続と管理に AWS の IoT サービスを活用して継続的なソフトウェア開発とアップデートを提供します。加えて Honda は、ビデオ処理および分析アプリケーション構築の検討を進めるため、デバイスからライブビデオをストリーミングするマネージドサービスである Amazon Kinesis Video を活用します。これにより、インフラ管理を必要とせず、カメラ映像の保存、分析、そして機械学習を可能にします。これらは、車外の不審な動きの検知や衝突や車の破損を避けるためのドライバーへの警告などの実現に役立つと考えています。

生成AI活用でEVユーザーの充電体験を向上
Hondaは個々のユーザーに合わせた体験を提供すべくサービス開発に注力しており、AWSの生成AI技術を活用した複数の実証実験(PoC)を進めています。その一例として、EV(電気自動車)ユーザーの充電体験を飛躍的に向上させる新しいソリューションの開発が挙げられます。このソリューションでは、Honda の知能化技術に、AWS IoT Core と Amazon や主要な AI スタートアップ企業が提供する基盤モデル (FM) を API を通じて利用できるようにする AWS の生成 AI サービス Amazon Bedrockを組み込みます。車両から収集したデータを、Amazon Bedrock の生成 AI モデルで分析し、各ドライバーの行動パターンや志向を理解し、現在地、バッテリー残量、周辺の充電ステーション状況などを考慮した、最適な充電スポットを推奨します。これにより Honda は、2026 年より展開予定の新たな EV 「Honda 0シリーズ」 や広い充電網から得られるデータを分析することで、充電設備の検索や支払いのシンプル化などの面で、一人ひとりにパーソナライズされた充電体験を提供することを目指します。

AWSグローバル自動車および製造事業統括責任者である Ozgur Tohumcu は次のように述べています。
「自動車業界は今、デジタル化への大きな転換期を迎えています。自動車はいまや単独で動く機械ではなく、ホイール上でつながったプラットフォーム、インテリジェントとして機能しています。生成 AI は、自動車メーカーによる新機能の開発を支援すると同時に、新しいモデルをより迅速かつコスト効率よく消費者に提供することを可能にします。AWS は、安全かつ高性能なスマートビークルという Honda のビジョンの実現に向け、同社と協業できることを嬉しく思います」

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