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BASF、電気自動車向けの革新的なUltramid® T6000グレードを発表

Digital PR Platform / 2025年1月14日 14時0分

BASF、電気自動車向けの革新的なUltramid® T6000グレードを発表

BASF、電気自動車向けの革新的なUltramid® T6000グレードを発表


難燃性のUltramid® T6000が端子台に採用され、電気自動車業界に新たな信頼性の高いソリューションを提供
優れた耐熱衝撃性と電気絶縁性によって安全性が向上した新しい難燃グレード
非ハロゲン系難燃剤により腐食リスクを最小化し、安全性へのニーズに対応



BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこのたび、開発した難燃(FR)グレードのUltramid® T6000ポリフタルアミド(PPA)が、新たに端子台に採用されたことを発表しました。このアップグレードソリューションは非難燃材料に代わるものであり、電気自動車(EV)のインバーターとモーターシステムの安全性を高めます。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2738/102069/500_440_2025011011500367808adb3b887.png


電気自動車向けの革新的なUltramid® T6000グレード

Ultramid® T6000は、従来のPA66とPA6Tのギャップを埋めるソリューションであり、特に湿度の高い条件下や高温下で優れた機械特性と誘電特性を発揮します。また、加工が容易で工具への腐食が少ないため、複雑な自動車用途に適しています。鮮やかな色合いを含む幅広いプレカラーオプションによって、Ultramid® T6000は高い性能基準を維持しながら、美的柔軟性を高めます。

BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部 アジア太平洋地域エンジニアリングプラスチックビジネスマネジメント担当バイスプレジデントのエン・グアン・ソーは、次のように述べています。
「配線端子やバスバーなど、EVの金属部品の設計や材料選択において安全性がますます重要になる中、BASFはEV業界向けの革新的なソリューションの開発に取り組んでいます。私たちの目標は、現在の設計ニーズに応えるだけでなく、将来の技術要件や安全基準に対応する最先端テクノロジーを開発するためのツールを提供することです。」

Ultramid® T6000の難燃グレードは、EV用途向けに設計されており、端子台用途に理想的な、非常に高い強度を提供します。この革新的な材料は、-40°Cから150°Cまでの熱衝撃に1,000サイクル耐えることで、新エネルギー車の電気システムの耐久性を向上させ、端子台や高圧バスバーに優れた電気絶縁性を提供し、車両の800Vプラットフォームの安全性を大幅に向上させます。注目すべき点は、非ハロゲン系難燃剤を使用していることであり、金属腐食のリスクを最小限に抑え、厳しい安全基準を満たし、火災発生時にも乗員を確実に保護します。

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