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無人ヘリコプター「K-RACER」南海トラフ巨大地震を想定した訓練「南海レスキュー2024」に参加 ~人の手を介さない「無人物資輸送」の実証に成功~

Digital PR Platform / 2025年1月14日 14時0分

無人ヘリコプター「K-RACER」南海トラフ巨大地震を想定した訓練「南海レスキュー2024」に参加
~人の手を介さない「無人物資輸送」の実証に成功~


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「K-RACER」による物資輸送実証の様子(訓練会場:三重県志摩市 志摩総合スポーツ公園)

川崎重工業株式会社(以下、川崎重工)は、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(以下、JUIDA)と連携して、南海トラフ地震の発生を想定した実動訓練である「南海レスキュー2024※1」(2025年1月13日実施、実施主体:陸上自衛隊中部方面隊)に参加しました。

本訓練では、川崎重工が開発する無人ヘリコプター「K-RACER」を用いて、災害時における無人航空機の運用に豊富な知見を持つJUIDAによる支援を受け、災害によって孤立した地域への支援物資の輸送を想定した実証を行いました。

今回の実証では、無操縦者航空機による物資の荷揚げから荷降ろしまでの一連のプロセスを人の手を介さずに行う「無人物資輸送※2」に成功しました。

川崎重工は、「K-RACER」を活用し、平時と災害時の両面で安全で新しい物流網の構築に貢献することを目指しています。平時には、国内の山小屋への物資輸送、送電鉄塔の建設保守現場への資機材輸送をはじめとする山間地を中心とした公共インフラの維持・更新に活用し、ひとたび災害が発生すれば迅速に被災地に移動し、災害によって孤立した地域への救援物資の輸送、復旧工事の運搬などの各種支援活動に活用する予定です。

今後は、引き続き、「K-RACER」の開発に取り組むとともに、本訓練への参加、実証を通して得た経験を踏まえ、万一の災害発生時にも被災者の生活維持に不可欠な必需品を迅速に輸送するプッシュ型支援の実現を目指します。陸上自衛隊、地方自治体、JUIDAをはじめとする各ステークホルダーとの連携を強化し、大きな社会課題となっている激甚化する自然災害への対処能力の向上に貢献していきます。


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「K-RACER」で輸送した物資を確認する陸上自衛隊の隊員

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