【オリックス】小型ロケット開発・打ち上げ事業会社「スペースワン」に投資
Digital PR Platform / 2025年1月16日 14時0分
国産民間ロケット開発を支援
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:髙橋 英丈)は、このたび、小型ロケット開発および人工衛星打ち上げ事業を手掛けるスペースワン株式会社(本社:東京都港区、社長:豊田 正和)の新株予約権付社債を引き受けましたのでお知らせします。宇宙産業関連企業への投資は、当社初の取り組みとなります。
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飛行するカイロス(画像提供 スペースワン株式会社)
スペースワンは、キヤノン電子株式会社、株式会社IHIエアロスペース、清水建設株式会社、株式会社日本政策投資銀行の共同出資により、2018年に発足された宇宙輸送サービスを提供する企業です。小型人工衛星を輸送する小型ロケット「カイロス」の開発から製造、打ち上げまでを一気通貫で手掛けています。
カイロスは、高性能かつ低コストで取り扱いが容易な小型ロケットとして、顧客の求める軌道や時期に合わせた機動的な打ち上げができることが特徴です。また、スペースワンは和歌山県串本町に自社運営のロケット射場「スペースポート紀伊」を保有し、打ち上げに適した南方・東方が海に開けた立地を生かし、人工衛星を多様な軌道へ投入できる強みを有しています。
現在、世界の宇宙産業市場は約54兆円とされ、2040年には140兆円規模への成長が見込まれています※1。その中で人工衛星は、主に測位、通信、地球観測などの分野で活用されています。今後は、防災や災害時の被害状況確認、安全保障といった従来の政府需要に加え、産業のDX化や気候変動影響のモニタリングなど、民間でのさらなる利活用が期待されています。高頻度かつ低コストで人工衛星を宇宙へ輸送できる射場やロケットが国内で不足する中、スペースワンはスペースポート紀伊およびカイロスを通じてこれらの課題を解決するとともに、国内宇宙産業を支える重要な社会インフラの構築を目指しています。
オリックスグループでは、オリックス・レンテック株式会社が宇宙センターの環境試験設備等を利用した試験受託サービス※2や宇宙環境を再現する小型熱真空試験装置一式のレンタルサービス※3などに取り組んでいます。
本投資を通じて、スペースワンの事業成長を支援するとともに、今後社会インフラとして期待されている宇宙産業の発展に貢献してまいります。
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