1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

腸内細菌由来の遺伝子を用いた疾患リスク評価法を開発

Digital PR Platform / 2025年1月15日 15時20分


〈今後の展望〉
本研究で開発されたnan遺伝子のqPCR測定法は、非侵襲的かつ迅速に疾患リスクを評価する手法として広く応用される可能性があります。特に、免疫疾患や精神疾患の早期診断、さらには予防的な介入のためのツールとして期待されています。今後、さらに大規模な臨床研究を実施し、本手法の実用性を高めることを目指します。


〈用語解説〉
※1 nan遺伝子: 腸内細菌が持つ遺伝子の一つで、特にムチン分解酵素の生合成に関与します。
※2 Ruminococcus gnavus: 腸内細菌の一種で、Lachnospiraceae科に属します。腸内ムチンの分解能力を持ち、腸内環境や健康に重要な役割を果たします。
※3 潰瘍性大腸炎(UC): 大腸に炎症が起きる慢性疾患で、腹痛や下痢などの症状を引き起こします。


〈文献情報〉
●論文タイトル
Assessment of Risk for Immune and Psychiatric Disorders Using qPCR-Based Monitoring of the nan Gene in Gut Microbiota: A Non-invasive Approach

●著者
長坂光雄1、藤井匡1,2,3、鎌野俊彰1、三原誠也4、舩坂好平1、大野栄三郎1、茂木千恵4、廣岡芳樹1,2、栃尾巧1,2,3

●所属
1 藤田医科大学 医学部 消化器内科学
2 藤田医科大学 医学部 医科プレ・プロバイオティクス講座

3 株式会社バイオシスラボ
4 ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部

●掲載誌
Microbiology Research Journal International

●掲載日
2024年11月9日

●DOI
10.9734/mrji/2024/v34i111503



本件に関するお問合わせ先
学校法人 藤田学園 広報部 TEL:0562-93-2868 e-mail:koho-pr@fujita-hu.ac.jp


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください