廃プリント基板を活用した持続可能な「PMP(Product-Material-Product)ループ」を促進
Digital PR Platform / 2025年1月17日 13時0分
金1.1t、銀33t、銅8,100tを再資源化
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2607/102391/400_209_2025011607524767883c3f8f352.png
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社(以下、パナソニック)と三菱マテリアル株式会社(以下、三菱マテリアル)は、廃家電から発生する廃プリント基板から回収した金・銀・銅を、再びパナソニックグループを主体に活用する「PMP(Product-Material-Product)ループ」を共同で構築し、運用しています。PMPループのように定常的な資源循環を実現したスキームは業界初※1であり、本スキームを通じて資源循環で活用された都市鉱山資源は、累計で金1.1t、銀33t、銅8,100tになりました※2。
世界的に金属資源の有効活用と環境保護が求められる中、特に天然資源の自給率が低い日本では、資源循環型のモノづくりの実践が強く求められています。経済産業省は持続可能な経済成長を実現するために「成長志向型の資源自律経済戦略」※3を策定し、資源の効率的利用とリサイクル促進による経済発展と環境保護の両立を目指しています。また、環境省の「第五次循環型社会形成推進基本計画」※4では持続可能な循環型社会の構築を目指し、資源の循環利用や環境負荷の低減、地域社会との連携、教育・啓発活動を通じて廃棄物の削減やリサイクルを促進し、資源の有効活用による環境保全を図ることを目的としています。この計画においては、2030年度までに金属リサイクル原料の処理量を倍増させる方針を示しています。
パナソニックと三菱マテリアルは、全国の家電リサイクル工場や家電製品等の修理拠点から回収した廃プリント基板を製錬処理し、金・銀・銅を取り出して、再びパナソニックグループのモノづくり等に活用する非鉄金属の循環を実現しています。2011年の開始以来、リサイクル原料の回収から再利用までのプロセスを一貫してマネジメントし、定常的な資源循環を実現している本スキームは、国が目指している姿の実現に寄与するものと考えています。さらに、本スキームで回収した銅を例にとると、製錬の代替によるCO2削減量は累計で約3.3万t※2となり、CO2削減にも寄与する取り組みとなっています。なお、本スキームで回収した銅は、資源循環型建築を目指す2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)パナソニックグループパビリオンの銅線原料にも活用されています。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
ENIM TECHNOLOGIES とTHE ROYAL CANADIAN MINT は、電子廃棄物から抽出されたエコ責任のある金属を造幣局の運営に統合する可能性を探求しています。
共同通信PRワイヤー / 2025年1月20日 9時35分
-
直島製錬所で廃基板から銅など回収 三菱マテリアルとパナソニックが資源循環の取り組みを発表 香川
KSB瀬戸内海放送 / 2025年1月17日 18時26分
-
廃プリント基板を活用した持続可能な「PMP(Product-Material-Product)ループ」を促進
PR TIMES / 2025年1月17日 13時20分
-
エンビプログループ、荏原環境プラントが実施するケミカルリサイクル実証事業における連携を発表 廃プラスチック類をはじめとする様々な廃棄物を対象としたケミカルリサイクルの創生を目指す
@Press / 2024年12月26日 9時0分
-
寺岡精工が、地元・大田区、サントリーグループ、J&T環境とペットボトルリサイクルに関する協定を締結
Digital PR Platform / 2024年12月25日 14時30分
ランキング
-
1「内憂外患」の中国経済…不動産や消費など低迷、対米輸出の低下も予想「トランプ政権が最大のリスク」
読売新聞 / 2025年1月20日 6時55分
-
2海外記者が見た「日本の中居報道」に潜む異常さ サルを追いかけるのにはヘリコプター使うのに
東洋経済オンライン / 2025年1月20日 8時0分
-
3いよいよ「日本株の反撃」が1月20日から始まる 最高値のドイツ株よりも日本株のほうが魅力的
東洋経済オンライン / 2025年1月20日 9時30分
-
4もはや電車関係なく嫌だ、車内「迷惑ランキング」 マスクしない人増え「インフル大流行」に危機感
東洋経済オンライン / 2025年1月20日 6時30分
-
5「つぶれる百貨店」「生き残る百貨店」の明確な違い インバウンド需要の恩恵があるのはごく少数
東洋経済オンライン / 2025年1月20日 8時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください