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【大京】家庭用ルームエアコン1台で全館空調 マンション向け新全館空調システムを研究開発

Digital PR Platform / 2025年1月17日 10時0分

また、天井内にある空調設備部材をコンパクト化※4することで、下がり天井を極力作らないように配慮しました。これにより、大がかりな工事が難しい既存のマンションへの導入も可能となります。

また、大京独自のパッシブデザインの一部技術である「通気ルーバー」を各居室の扉の下部に設けることで、各部屋間の空気循環を促し、室内の快適性を向上させます。

今後は、既存マンションにおいてもエアコンと本システムを導入することで、簡易的に全館空調の環境を構築してまいります。

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2255/102401/700_944_2025011610262767886043d26ec.jpg
夏季実証実験による温熱環境シミュレーション※5



※4 天井の構造など、一定の要件を満たす必要があります。
※5 シミュレーションの条件:平面図の断面位置=床面から1.1m、LDエアコン吹出温度=15度(エアコン設定温度28℃想定)、
地域区分=6、外気温=36度、UA値=0.24、なおシミュレーションは温熱環境を担保するものではありません。

■ライオンズパッシブデザイン
自然とともに暮らし夏を快適に過ごす古き良き日本の住まいに学び、機械に頼ることなく、日射を遮り住戸内に風が流れるしくみ。高いセキュリティ性能はそのままに、気密性の高いマンションの住空間を心地よいものにするだけでなく、電気代の削減効果があります。

2015年にグッドデザイン賞を受賞しました。

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2255/102401/700_527_2025011610262767886043db26f.jpg
パッシブデザインの一部



2. 実証実験について
大京は、東京大学、東京理科大学とともに、2022年10月に冷暖房・換気システムの共同研究を開始し、住戸の断熱および空調設備計画のシミュレーションや実住戸における実証実験を行ってまいりました。2024年4月から、これまでの実証実験から得られたデータを元に、システム仕様の決定や、実用化に向けた一般的な住戸形状※6での実証実験を行っています。夏季(7月上旬~9月上旬)の実証実験では、猛暑日でも人が快適に過ごせるとされる23度~28度に室温を維持することができました。

大京は、実証に必要な住戸の提供やマンションにおけるノウハウの提供を行い、大学との共同研究にて、温熱快適性や省エネ性能のシミュレーションおよび現場実測などを行っています。また、今回から加わったフジモリ産業は、空調設備の部材提供および開発を行っており、ジツダヤは施工を担っています。

※6 広さ約70㎡、廊下と複数の居室からなる「田の字」型の3LDKの住戸

3. 会社概要
■株式会社大京
事業内容:不動産開発、不動産販売、都市開発
本研究役割:住戸やマンションにおけるノウハウの提供

■フジモリ産業株式会社
事業内容:建築・土木工事用資材の製造・販売ならびに工事
本研究役割:部材提供、部材開発

■株式会社ジツダヤ
事業内容:木材、新建材、住宅設備機器の販売ならびに建設
本研究役割:断熱改修工事、施工方法の検討

※大京はオリックスグループです。


本件に関するお問合わせ先
オリックス株式会社 グループ広報・渉外部
TEL:03-3435-3167

関連リンク
株式会社大京
https://www.daikyo.co.jp/
フジモリ産業株式会社
https://www.fujimori.co.jp/


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