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【金沢工業大学の学生が大学近郊の外国人住民の声を活かして課題解決】「『住民異動届』英語マニュアル」と「のっティ・のんキーバス時刻表英語版」を作成。贈呈式は1月28日火曜日10時より野々市市役所で

Digital PR Platform / 2025年1月21日 14時5分



金沢工業大学では、日本語教育プログラムの「ジャパニーズセミナー」と英語科目「イングリッシュセミナー」の授業の一環として、学生が「『住民異動届』英語マニュアル」と「のっティ・のんキーバス時刻表英語版」を協働で作成しました。
当パンフレットの贈呈式が1月28日火曜日10時より野々市市役所2階 202会議室で行われます。




【当取り組みの概要について】
金沢工業大学英語教育課程と日本語プログラムでは学習言語を使って地域社会の課題発見、解決に取り組む地域貢献型プロジェクトを正課(授業)に採り入れています。活動では、学生が大学近郊の外国人住民の声を活かし課題解決に取り組みます。これにより、市から与えられた課題を解決するのではなく、ニーズに合った情報を提供することができます。

本活動では、机上の学びを地域で活かし、外国にルーツを持つ住民と参加学生が地域社会との関わりを深め、相互理解やコミュニケーション能力を向上させる機会を作り、お互いの文化を理解し合える多文化共生を目指しています。

活動は、「デザイン思考」を用いて実施しています。「デザイン思考」の主な流れは、共感→明確化→概念化→プロトタイプ作成→試行です。

●「共感」では、外国人住民の生活を観察したり、実際にインタビューを行ったりして、住民の立場に身を置き「共感」することから始めます。
●「明確化」ではインタビューや観察で集めた情報を整理して分析し、その分析結果から真のニーズを絞り込みます。
●「概念化」では、絞り込んだ問題から課題を導き出し解決方法を考えます。

解決方法を具現化するために「プロトタイプ作成」を行います。「試行」では、早い段階で対象者とアイデアを共創する環境を設けてフィードバックを受けながら改善を繰り返します。

2023年度のインタビューでは、野々市市へ転入時に『住民異動届』の提出に苦労したことが取り上げられ、市への聞き取り調査を実施後、マニュアルの作成に取り組みました。
 
2024年度は、外国人住民が交流する場が少ないという声を活かして、場の提供ができるワークショップを実施するとともに、有志学生が「のっティ・のんキーバス時刻表英語版」の制作に取り組みました。

今回の贈呈式には、授業終了後も活動を継続し成果物を完成させた学生と、活動に賛同し協力した学生が成果物を贈呈します。それぞれの英語版パンフレットは1月28日から、野々市市役所と金沢工業大学のウエブサイトよりフリーダウンロードが可能です。

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