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大阪大学QIQBが「国際量子科学技術年(IYQ)」の日本初の公式パートナーに就任【量子力学のはじまりから100年】

Digital PR Platform / 2025年1月29日 20時5分

大阪大学QIQBが「国際量子科学技術年(IYQ)」の日本初の公式パートナーに就任【量子力学のはじまりから100年】



大阪大学 世界最先端研究機構 量子情報・量子生命研究センター(略称:大阪大学QIQB)は2024年12月3日、国連総会により制定されたユネスコの「国際量子科学技術年(英文:International Year of Quantum Science and Technology/略称:IYQ)」にて、日本で最初の公式パートナーに就任したことが発表されました。2024年6月7日、国連は2025年をユネスコの「国際量子科学技術年(IYQ)」とすることを宣言しました。宣言によると、この1年間にわたる世界規模の取り組みは「量子科学とその応用の重要性に対する一般の認識を高めることを目的としたあらゆるレベルの活動を通じて実施される」とのことです。IYQの公式パートナーとして大学、研究機関、産業界など、量子科学に関する研究開発に取り組んでいる機関が参画しており、IYQが目指す基礎科学と科学教育における各国の能力強化と、エネルギー、教育、コミュニケーション、人びとの健康における持続可能な解決策を考える上で量子科学技術が果たす重要な役割を強調するためのあらゆる活動を支援します。今後、大阪大学QIQBはIYQが主催する各種グローバルイベントへの参加をはじめ、世界的な取り組みに積極的に参加し、ユネスコの宣言でも言及されているように、量子科学技術に対する一般の認識を高めるとともに、私たちを取り巻くさまざまな社会課題の解決のために、本分野における研究の発展に貢献してまいります。




■量子力学のはじまりから100年
 1925年、ハイゼンベルクが発見した行列形式の理論に始まり、シュレディンガーやディラックらによってまとめられた新たな物理学である「量子力学」が誕生してから、今年で100年を迎えました。
 「量子力学」によって、原子や電子などの振る舞いが正確に予測できるようになり、現代社会のさまざまな技術を生み出し、我々の生活を豊かにしてきました。今日、量子力学は情報とも融合し、量子コンピュータなどを生み出す新たな「量子情報科学」の時代に突入し、さらに発展し続けています。
 2024年6月7日、国連は2025年をユネスコの「国際量子科学技術年(IYQ)」と宣言しました。宣言によると、この1年間にわたる世界規模の取り組みは「量子科学とその応用の重要性に対する一般の認識を高めることを目的としたあらゆるレベルの活動を通じて実施される」とのことです。

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