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高知大学が2月9日に「令和6年度IoPプロジェクト国際シンポジウム」を開催 ― 農業用データ連携基盤の普及と農家の効果的なデータ活用方法について

Digital PR Platform / 2025年1月29日 20時5分



高知大学は2月9日(日)に「令和6年度IoPプロジェクト国際シンポジウム ~農業用データ連携基盤の普及と農家の効果的なデータ活用方法について~」を開催する。当日は高知県内外の関係機関ほか、オランダのワーヘニンゲン大学からもゲストを招請。データ活用による環境制御技術を駆使した大規模集約型農業の先進国である同国のトップ研究者を交えた講演やパネルディスカッションを行い、データ駆動型農業の最新の状況と課題について考察する。同大朝倉キャンパス(高知県高知市)での対面実施とオンラインでのハイブリッド開催。要事前申し込み、参加費無料。




 高知県では、内閣府の平成30年度地方大学・地域産業創生交付金による産学官プロジェクトに「"IoP(Internet of Plants)"が導く『Next次世代型施設園芸農業』への進化」が採択され、「IoPプロジェクト」をスタートさせた。
 同プロジェクトでは、農業分野における「Society 5.0」を実現するため、全国に先駆けてオランダの最先端技術を取り入れて普及を開始した「次世代型施設園芸システム」を、多様な園芸作物の生理・生態情報のAIによる可視化と利活用を実現する最先端の研究により、飛躍的に進化させることを目指している。
 高知大学は同プロジェクトの研究開発と人材育成を先導する役割を担い、令和3年10月にはIoP共創センターを設立している。

 今回のシンポジウムでは、データ活用による環境制御技術を駆使した大規模集約型農業の先進国であるオランダから、トップ研究者であるワーヘニンゲン大学のJoseph Peller氏とJos Verstegen氏を講師として招請。EUにおけるデータ共有や技術共有に関する基調講演が行われる。
 また、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構農業情報研究センター長の村上則幸氏と、高知県農業振興部IoP推進監の岡林俊宏氏による講演では、日本の代表的な農業用データ連携基盤である「WAGRI」や、高知県独自のIoPクラウド「SAWACHI」を紹介。
 そのほか、次世代型施設園芸農業の先進地である高知県において、データ駆動型農業を実践する農家やデータを活用した営農指導をバックアップする研究員らが取組事例について説明し、データ活用のためのアクセシビリティやユーザビリティについて理解を深めつつ、データ駆動型農業の最新の状況と課題を議論する。
 概要は下記の通り。

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