JAXA宇宙探査イノベーションハブの共同研究を開始

Digital PR Platform / 2021年1月25日 10時32分

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~月面有人与圧ローバ向け、軽量かつ高強度な繊維電線の研究~

● JAXA宇宙探査イノベーションハブの研究提案募集(RFP)に採択されました
● 材料開発から特殊めっき技術まで、電線加工に関する技術を活かして取り組みます
● 古河電工グループが長年培ってきた素材技術を核に、宇宙開発の技術革新にも貢献していきます

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)と、古河電工グループの株式会社KANZACC(本社:大阪市北区中之島3丁目2番4号、代表取締役社長:墨谷義則)は、福井県工業技術センターと共同で、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブの「広域未踏峰探査技術:軽量かつ高強度な繊維電線の研究」に関する研究提案募集(RFP)に採択され研究を開始しました。

■背景
 現在JAXAでは、2020年代後半に有人与圧ローバを月面に輸送し、有人探査する計画を検討しています。この有人与圧ローバに搭載される信号電線には軽量かつ可動部の繰り返し曲げに追従する曲げや疲労強度が要求されています。その課題の解決策の1つとして、繊維電線の引っ張り並びに繰り返し曲げに強いという地上用途の特徴を生かし、従来のアルミ電線に比して半分程度の軽さ、かつ高強度で耐屈曲性を備えた宇宙用途にも適合しうる繊維電線の開発が求められています。
 また、上記の特徴を生かして地上では自動車やロボット・医療用電線等に適用することが期待されています。

■内容
(1)軽量繊維電線の材料(母材、絶縁材)の研究
(2)軽量繊維電線の製造技術の研究
(3)軽量繊維電線の性能評価
  ●機械的性質、耐熱特性、耐震動特性の評価
  ●紫外線・宇宙線影響の評価
  ●シールド周波数遮断特性の評価

繊維電線:導電性繊維を導体として用いた電線です。導電性繊維は繊維の表面に金属めっきを施すことで導電性を付与したものです。繊維には特殊繊維を用いており、その繊維が持っている軽量かつ高強度という基本特性はそのままに、導電性を持った特殊繊維を導体とした繊維電線になります。本研究では、KANZACCと古河電工が繊維電線の材料および製造技術の研究、福井県工業技術センターが性能評価に取り組みます。

 古河電工グループが世紀を超えて培ってきた素材力を核として、宇宙開発における技術革新に貢献していきます。


■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を基本理念に掲げて、4つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)を軸に、事業活動をしています。さらに、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、当社グループの事業領域を明確にした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。

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■本研究に関するお問い合わせ
株式会社KANZACC
営業部 大谷 TEL:06-4706-2527
E-MAIL:hiroshi.ootani@furukawaelectric.com


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