「古河電工グループ 環境ビジョン2050」を策定
Digital PR Platform / 2021年3月4日 10時10分

~古河電工グループを挙げて持続可能な地球の未来に貢献~
● 地球環境の未来に貢献するため環境超長期ビジョンとして「古河電工グループ 環境ビジョン2050」を策定
● バリューチェーン全体で、脱炭素社会、水・資源循環型社会、自然共生社会に貢献
● 古河電工グループの基本理念である「真に豊かで持続可能な社会の実現」に貢献
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)は、2050年を見据えた「古河電工グループ 環境ビジョン2050」を策定ました。
■背景
当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します」との基本理念の下、「古河電工グループ ビジョン2030」(「地球環境を守り、安全、安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る」)を定め、ESG(環境・社会・ガバナンス)を基軸とした中長期的な企業価値向上を目指したESG経営を推進しています。2019年に「環境目標2030」を定めた後、2020年1月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言への賛同を表明し、同年12月には国際的な環境NGOであるCDPから、最高評価である「気候変動Aリスト企業」に選定されました。
近年、気候変動による異常気象の激甚化や海洋プラスチック問題は看過することができなくなり、当社グループも取り組みをさらに強化する必要性を強く感じています。特に環境分野に関しては、2030年以降の超長期の課題認識とその解決に向けた方策を講ずるためには、2050年を見据えた環境ビジョンが必要であるとの結論に至りました。
「古河電工グループ 環境ビジョン2050」では、「環境目標2030」による施策を継続するとともに、「古河電工グループ ビジョン2030」の経営上の重要課題(マテリアリティ)である「環境配慮事業の創出」および「気候変動に配慮したビジネス活動の展開」を強化してまいります。
■内容
【環境ビジョン2050】
環境に配慮した製品・サービスの提供および循環型生産活動を通じ、バリューチェーン全体で持続可能な社会の実現に貢献する
● 脱炭素社会への貢献
バリューチェーン全体で温室効果ガス排出削減を目指す
(事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2):チャレンジ目標 2050年ゼロ)
● 水・資源循環型社会への貢献
水利用を最小化し、バリューチェーン全体で廃プラスチックを含めた再生材の利用を促進する
● 自然共生社会への貢献
原材料も含めたバリューチェーンマネジメントを通じて、生態系への影響を最小化する
スコープ1:自社工場・オフィスからの直接排出
スコープ2:自社が購入した電力、熱などの使用による間接排出
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/45571/350_337_20210303124741603f06ddbd221.jpg
脱炭素社会への貢献
事業所や工場における省エネ活動はもとより、一世紀にわたり利用している水力発電や太陽光発電等の再生可能エネルギーの利用を国内外のグループ全体で推し進めています。当社日本国内の銅箔事業部門および当社グループのメキシコ、中国、インドの製造拠点の一部では太陽光発電設備を設置しているほか、当社グループのフィリピンの製造拠点では、地熱発電由来の電力を使用するなど、再生可能エネルギーへの転換を進めています。
当社のメタルとポリマーのコア技術を応用した炭素を固着する技術開発により、二酸化炭素に由来する地球温暖化問題を解決する技術や事業の開発に、グループ全体で取り組んでいます。今後は、金属やプラスチックなどの再生材の利用を増やし、バリューチェーン全体で温室効果ガスの削減を目指します。
水・資源循環型社会への貢献
製造工程における水の再利用を増やすとともに、当社グループの主たる原料である銅をはじめとする金属の再利用等を推進し、海洋プラスチック問題や資源の枯渇問題解決にも貢献します。また、当社のポリマーに関するコア技術を応用した、使い捨てプラスチックを強化プラスチックに再生する技術等を活用して、今後もリサイクルが困難なプラスチックごみの活用に取り組んでまいります。
自然共生社会への貢献
原材料調達から製品製造、製品・サービスの提供まで、バリューチェーン全体で生態系への影響にも配慮した化学物質等の管理を行います。リサイクルが困難なプラスチックごみの活用などの環境に配慮した製品・サービスの提供を通して、自然環境と共生する持続可能な社会の実現に貢献します。
関連ニュースリリース(気候変動に対する当社の取り組みと評価)
当社温室効果ガス削減目標が国際的イニシアチブ「SBTi」の認定を取得
https://www.furukawa.co.jp/release/2019/kei_190806.html
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明
https://www.furukawa.co.jp/release/2020/kei_20200305.html
2020年度CDP「気候変動Aリスト」企業に初選定
https://www.furukawa.co.jp/release/2020/kei_20201215.html
CDP「サプライヤーエンゲージメント評価」リーダーボードに2年連続選定
https://www.furukawa.co.jp/release/2021/kei_20210215.html
古河電工ホームページ 「サステナビリティ」ページ
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を基本理念に掲げて、4つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)を軸に、事業活動をしています。さらに、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、当社グループの事業領域を明確にした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。
[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/45571/350_247_20210303124746603f06e24aebc.png
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