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頭頸部がんに対する新たな治療法を県内で初めて実施 イルミノックス治療(光免疫治療)を開始

Digital PR Platform / 2021年8月20日 10時0分

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 横浜市立大学附属病院は、頭頸部がんを対象としたイルミノックス治療(光免疫治療※)を2021年5月に高難度新規医療技術として、その実施を承認しました。この治療法は、点滴により投与した薬剤が腫瘍の表面に集積し、その部分にレーザー光を当てることで、腫瘍細胞のみを死滅させる「光免疫治療」という新しい治療法です。これまで抗がん剤治療や放射線治療が中心だった頭頸部がんに、新たな選択肢としてこの治療法が加わります。使用する医薬品、医療機器について実施施設の承認条件が定められていることから、対象施設も国内でも限られており、神奈川県内では当院が初めて実施可能な施設となります。
 附属病院は「地域がん診療拠点病院(高度型)」の指定を受けており、「地域医療最後の砦」として、最先端の治療法をいち早く取り入れ、高度でかつ安全な医療を提供していきます。

■頭頸部イルミノックス治療とは
 頭頸部イルミノックス治療とは、楽天メディカルジャパン株式会社が製造販売を行う医薬品「アキャルックス®点滴静注250㎎」と医療機器レーザー装置「BioBlade®レーザシステム」を使用した光免疫療法による治療です。がん細胞の表面に多くあらわれるタンパク質に結合する薬剤(アキャルックス®)を投与し、当該医療機器を用いてレーザ光を当てることでアキャルックス®がこれに反応し、がん細胞を壊死させます。

■対象となる疾患
 切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部がん

■耳鼻咽喉科・頭頸部外科 折舘伸彦 教授のコメント
 本治療が対象としている「切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部がん」に対する治療法は、免疫チェックポイント阻害薬などの新規医薬品の承認なども含め、近年大きな変化を遂げてきました。現在進行中の臨床試験(治験)もあり、それぞれの患者さんにとって最良の治療が異なります。当科では、患者さんの状態を正確に把握させていただき、ご希望をお伺いしながら治療法をご提案させていただく方針です。本治療の保険適応となる症例は限られておりますので、条件を満たさない場合は治療を受けることはできません。まず現在の主治医の先生にご相談ください。その上で、本治療の対象となる可能性がある場合、主治医の先生から当科セカンドオピニオン外来に紹介していただく形をとっております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

※本治療の流れや注意すべき副作用等の情報につきましては、楽天メディカル社のウェブサイトをご参照ください。(URL  https://rakuten-med.com/jp/pts/


<参考>
※光免疫療法
 光免疫療法とは、光に反応する薬を投与し、薬ががんに十分集まったところでがんに対してレーザー光をあてることで治療する、新しいがん治療法。
 日本においては、2020年9月に頭頸部がん(顔や首の周りにできるがんの総称)を対象に、世界に先駆けて日本で承認され、現在は保険診療として治療を受けることが可能となっている。



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本件に関するお問合わせ先
横浜市立大学 広報課
E-mail:koho@yokohama-cu.ac.jp

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