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◆関西大学初等部6年生が「みんなが助かる」ための防災ブックを出版◆小学生が本気で取り組んだ2年間の防災活動成果を全国に届ける~出版費用はクラウドファンディングで調達!~

Digital PR Platform / 2024年1月29日 14時5分

◆関西大学初等部6年生が「みんなが助かる」ための防災ブックを出版◆小学生が本気で取り組んだ2年間の防災活動成果を全国に届ける~出版費用はクラウドファンディングで調達!~



 このたび関西大学初等部(大阪府高槻市)は、防災ブック『やってみた!いのちを守る64の防災活動:小学生の体験レポート+専門家のアドバイス』を株式会社さくら社(東京都千代田区)から出版します。2月9日(金)から、紀伊國屋書店 関西大学高槻ミューズブックセンターをはじめ、各種書店で販売します。




【本件のポイント】
・大阪府北部地震を経験した小学生が「みんなが助かる」ための防災ブックを出版
・出版にかかる初期費用は子どもたちがクラウドファンディングにて調達
・関西大学社会安全学部の協力のもと、災害時要配慮者の視点も盛り込んだ内容で構成





 本書は、2018年の大阪府北部地震を1年生時に経験した初等部6年生の2年間の防災活動をまとめたものです。1年生で経験した地震の恐怖から、「みんなが助かる防災」をキーワードに探究学習「災害被害≒0プロジェクト」を展開。30年以内に高い確率で起こるとされている南海トラフ大地震の被害を限りなく0に近づけていくことを目的に、身近な家族や友達だけではなく災害時要配慮者である障がいのある人や外国人など、様々な視点で学習に取り組んできました。今回、書籍出版に至った背景には、5年生時に開催した防災イベントの来場者数が200人程と、イベントだけでは自分たちの声を多くの人に伝えるのは難しいという気づきがあります。より多くの人の防災意識を高めたいという児童の思いが、防災ブック出版への強い原動力となりました。

 書籍の出版にかかる初期費用調達には、児童の発案により、クラウドファンディングを実施し、2カ月という短期間で目標額を達成。防災研究の第一人者である河田惠昭社会安全研究センター長をはじめとする大学教員の協力のもと、地震が「起こる前」・「起きた時」・「起きた後」のそれぞれの場面において、必要な物やとるべき行動などを分かりやすく紹介。関係自治体や熊本地震経験者、震災国であるネパールの人たちへのインタビューを通して、感じ、考えたことを子どもたちの視点でまとめた一冊となっています。出版を記念し、2月3日(土)に高槻ミューズキャンパスで行われる第13回関西大学初等部研究発表会において、児童が書籍紹介プレゼンテーションを実施します。また、2月4日(日)には梅田キャンパス内TSUTAYA BOOK STOREにて、子どもたちによる「防災ブック」先行販売イベントを行います。

 「災害被害≒0プロジェクト」を指導した初等部の堀教諭・石井教諭は、「『防災行動を実際にやってみた!そしてこう思った!というコンセプトが面白い』社会安全学部の先生方からいただいたこの言葉が子どもたちの心に火をつけ、出版が実現しました。子どもたちの願いは、自分や大切な人のいのちを守るために、この本に書いたことを一人でも多くの人にやっていただくことなのです。」と語っています。

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