自動車補修用コンピューター調色システム「AIカラーシステム」バージョンアップ
Digital PR Platform / 2024年2月5日 13時21分
~ 機械学習エンジンの機能向上により、メタリックパール調色時間の大幅な短縮が実現 ~
関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)と、関西ペイント販売株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:高多 洋一、以下「関西ペイント販売」)は、自動車補修用コンピューター調色システム「AIカラーシステム」をバージョンアップし、2月21日より展開いたします。
■AI カラーシステムの製品概要
2017年1月より販売を開始した「AIカラーシステム」は、カラーセンサーと関西ペイントの最先端情報技術を組み合わせたコンピューター調色システムです。熟練者や新人にかかわらず誰もが活躍できる職場であること、そして調色作業の標準化と調色時間の短縮の実現を目指して開発しており、現在はボディーショップの生産性向上を目指す多くのお客様に採用いただいています。
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2514/82783/700_205_2024020507184265c00d42cc5c0.png
AI カラーシステムを用いた調色作業のイメージ
■バージョンアップの概要 ~ ビッグデータをもとに最適解を判断する業界初の機械学習エンジン機能をさらに向上 ~
関西ペイントはこれまで、調色時間の短縮を目標の一つに掲げAI カラーシステムの改良を重ねてきました。このたび機械学習エンジン(CCS・CCM)をバージョンアップすることで、自動車塗色の主流であるメタリックパール塗色の調色時間を大幅に短縮することに成功しました。
※機械学習エンジン(CCS・CCM):2021年7月より展開を開始した関西ペイント独自の検索エンジン。
コンピューターが過去のビッグデータをもとにパターンや傾向を解析し、最適解を判断する業界初の画期的な新技術を採用 【特許取得済】
1.検索システムCCS(Computer Color Search)の改良
従来よりも目視に相関した検索式を採用することで、目視との一致性が高く、より実車に近い配合を呼び出すことが可能となり、経験の浅い方でもより容易に調色いただけるようになりました。
2.調色システムCCM(Computer Color Match)の改良
アルゴリズムの変更により、3コートパール塗色などの複層膜に対する調色精度が向上しました。また、調色難易度が高い有彩色などの調色精度も向上し、従来よりも短時間での色合わせが可能になりました。
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