1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

2023年12月期 連結業績の概要について~過去最高の売上高・営業利益を更新~

Digital PR Platform / 2024年2月14日 15時5分

【マリン】
 売上高5,475億円(前期比305億円・5.9%増加)、営業利益1,137億円(同45億円・4.1%増加)となりました。
 米国では大型船外機の需要は堅調に推移しましたが、中小型の船外機の需要は減少しました。一方、欧州では、景気後退懸念により船外機の需要が減少しました。また、中国および東南アジアでは漁業や観光への需要が増加、中南米では漁業への安定した需要が継続しました。当社の販売台数は、新興国で増加、先進国で減少したことにより、船外機全体では減少しました。ウォータービークルは、需要が好調に推移する中、当社の販売台数も増加しました。円安によるプラス効果も加わり、マリン事業全体で増収・増益となりました。

【ロボティクス】
 売上高1,014億円(前期比145億円・12.5%減少)、営業利益9億円(同110億円・92.7%減少)となりました。
 サーフェスマウンターは、車載・産業機器向けの需要が堅調に推移しましたが、中国経済の低迷が続く中、スマートフォンやパソコンなどの民生機器向け需要は低調に推移し、当社の販売は中国、台湾を中心に減少しました。また、産業用ロボットは日本と韓国でEV電池への投資需要が高まりましたが、中国での販売減少の影響を大きく受けました。一方で、半導体製造装置は生成AI向けの需要が高まり、受注が拡大しました。この結果、ロボティクス事業全体では減収・減益となりました。

【金融サービス】
 売上高865億円(前期比243億円・39.1%増加)、営業利益153億円(同22億円・12.6%減少)となりました。
 販売台数の増加に伴い販売金融債権が増加するとともに、調達金利の顧客転嫁を進めた結果、増収となりました。一方、資金調達コストの増加、債権増加に伴う貸倒引当費用の増加、ブラジルでの金利スワップ評価損の発生などにより、減益となりました。

【その他】
 売上高976億円(前期比124億円・14.6%増加)、営業損失36億円(前期:営業損失12億円)となりました。
 米国工場の生産効率改善によりゴルフカーの販売台数が増加し、増収となりましたが、その他セグメント全体では固定費の増加などにより、減益となりました。

□次期連結業績の見通しについて
 2024年の業績は、中期経営計画の各種指標を達成する見通しです。新興国の需要はインドネシア、インド、ブラジルがけん引、先進国では米国の高所得者層の消費が堅調に推移すると予想しています。また、海上運賃は減少する見通しです。
 リスクとしては、人件費や部品代などのコストの上昇、紅海の物流混乱や為替変動などが挙げられます。また、能登半島地震によるサプライチェーンへの影響については、代替部品の調達などで対応していきます。
 連結業績予想については以下のとおりとします。なお、当社は2024年12月期から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用します。このため、2024年12月期の連結業績予想はIFRSに基づいて作成し、日本会計基準に基づく2023年度の業績と単純比較しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください