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【東京薬科大学】東京薬科大学教員ら4名が能登半島地震被災地での支援活動を実施

Digital PR Platform / 2024年2月14日 14時5分

【 能登半島地震被災地での活動内容 】
今回の派遣における被災地での主な災害支援活動内容は次のとおりです。
●常用薬確認表により、各避難所の被災者の常用薬調査を行った。
●各避難所を巡回し、保険診療あるいは災害処方箋により調剤された薬の交付および服薬指導を実施した。
●各避難所の衛生環境の調査と改善に向けた活動を実施。断水している避難所もあり、インフルエンザ、ノロウイルス、新型コロナウイルスが流行しつつあった。この状況に対し、感染拡大を防止するため、除菌・殺菌に効果のある薬剤の情報提供や手洗い場での石鹸(ハンドソープ)の設置を促した。また、経口補水液の作成方法の情報を共有した。
●近隣薬局やモバイルファーマシーにおける薬剤在庫情報の管理と共有を行った。また、各避難所に点在するOTC医薬品の情報収集、管理実態調査を行い、集約した情報をクラウド化し、医療関係者からのアクセスを可能にした。
●OTC医薬品を使用の際の適正使用について、患者や他の医療従事者に対して情報提供を行った。
●医師や看護師、その他現地スタッフからの要請等による個別患者対応等を行った。




教員らは今回の活動を振り返り、以下のようにコメントしています。
「チームリーダとして、改めて『災害時医療対応の原則』の重要性を認識した。」
「災害医療に於いて最も基本かつ重要なことは、指揮命令系統の確立と遵守であることを改めて実感した。その上で今回の災害薬事に関する活動で、我々薬剤師は、まさに薬剤師法第一条にある【薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする】ことを実践したと感じる。」
「被災後の混乱の影響は残っているものの、日を追うごとにフェーズが移行し、復興の兆しを感じた。我々も、フェーズごとに現れる災害薬事関連の課題に対して、解決に向けて行動することを心掛けた。」
「災害後のフェーズの変化に伴い、必要となる医薬品のニーズが異なることがわかった。また、薬剤師として、環境・衛生面での役割が極めて重要であることを痛感した。」

本学では今回の経験を活かし、災害薬事において活躍できる薬剤師の養成を目指して、教育活動を行ってまいります。


▼本件に関する問い合わせ先
総務部 広報課
住所:東京都八王子市堀之内1432-1
TEL:0426766711
FAX:042-676-1633
メール:kouhouka@toyaku.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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