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メタボリックシンドロームとその予備群への電解水素水の日常的飲用が内臓脂肪の目安となる腹囲を減少させることを発見

Digital PR Platform / 2024年2月16日 14時5分



■主な結果
(1)高強度身体活動量群における腹囲の変化
参加者の中で身体活動量を高強度:3,000以上、強度:3,000未満600以上、低強度:600未満(単位はMETS-min/week※7)の3つに層別し、統計解析を行いました。高強度身体活動量群で電解水素水を飲用した群(15人)は、高強度身体活動量群で浄水を飲用した群(14人)に比べ、腹囲の変化量の平均値が統計学的に有意に減少しました。(図1、p=0.01 p:有意確率 ※論文情報を基に作成)
具体的には、電解水素水飲用群は飲用前に比べ腹囲が平均1.87cm減少、一方、浄水飲用群は平均0.96cm増加しました。

 ※7 METS(メッツ):身体活動の単位で、安静時を1とした時の倍数。例としてやや強めのランニング(8.3METS,速度134m/分)を30分、週6日行うと8.3×30×6=1,494 METS-min/weekになる。3,000 METS-min/weekの例としては、ランニング(8.3METS速度134m/分)30分を週6日+階段の上り下り(7.5METS)15分を週6日+普通歩行(3METS)50分を週6日。



■参考情報
メタボリックシンドロームと予備群の基準について:(図2)

腹囲と内臓脂肪の関係:
腹囲の1cm減少は内臓脂肪1kg減少に相当します。
参考文献:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/dl/s0712-4b08.pdf

内臓脂肪と生活習慣病リスクの参考論文:
スウェーデンのウプサラ大学のT.Karlsson 氏らは、英国の大規模コホート研究 UK Biobank の参加者約 32 万 5,000 例のデータを、彼らが開発した内臓脂肪量を推定するモデルで研究し、内臓脂肪量が 1kg 増加すると 2 型糖尿病リスクは男性で 2.5 倍に上昇し〔オッズ比 2.50 、 95 % CI 1.98 ~ 3.14 〕、女性では 7 倍超に上昇した(オッズ比 7.34 、 4.48 ~ 12.0 )ことを発表しました。
 *参考論文:Nat Med. 2019 Sep;25(9):1390-1395. doi: 10.1038/s41591-019-0563-7. Epub 2019 Sep 9.



■結論
本研究では、メタボリックシンドロームおよび予備群に対する電解水素水飲用群の健康効果として、運動量の多い集団でのみ腹囲の減少が観察されました。健康な人に比べて酸化的損傷のレベルが高いといわれるメタボリックシンドロームやその予備群にとって、身体活動は酸化的損傷を増加させますが、電解水素水の摂取はこれらの影響を抑制または軽減させる可能性が示唆されました。

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