1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

グラニフが、データ・AIを活用した販売予測モデルの構築ほかファッションビジネスにおける新たなDX施策の共同研究を推進中

Digital PR Platform / 2024年2月20日 12時0分


■グラニフにおける販売予測モデル
 本モデルは、AI を活用した販売予測モデルとして、グラニフが保有する販売データと、SNSで発信されるキーワード分析データやコーパスなど外部データを複合的に使用。機械学習により算出された販売数予測をもとに、商品のリピート生産の実施有無及びその発注量が適切であるか否かを判断するものです。
 2023年3月より、グラニフが販売するコラボレーション商品1*でのマーチャンダイジング業務において、本モデルの実証研究を実施。全8回の有用性検証を経て2023年9月より同業務での利用をスタートし、リピート生産の実施有無や発注量を決定する上での参考指標として、本モデルによる予測データを活用しています。
 2024年はチューニングを実施して予測の精度をより高めるとともに、一部コラボレーション商品での利用から対象を拡大することを検討。より多くの商品で参考指標のひとつとして活用することで、在庫適正化をさらに推進していく考えです。
1* アニメや映画、ゲーム、アーティストなどの他社IPとのコラボレーション。

<実証研究での一例>


[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/2515/83561/500_337_2024022009132165d3eea16d6b5.png


当該事例では、リブランディング後に展開拡大したTシャツ以外のアパレルアイテムや雑貨といった新カテゴリーでのシステム予測の誤差率が低くなっており、当社での実績が少なくMDが予測しづらい商品の参考指標として活用が期待できる。


■商品・デザイン企画におけるAI活用の検討
 第2フェーズとして、2024年中に、商品・デザインの企画段階におけるAI活用の研究にも着手する予定です。
 グラニフで「売れる」商品をテクノロジーの力で企画・生産する目的で、生成AIを活用。当社での販売データ×トレンド分析データの機械学習などから、デザインパターン提案のほかコラボレーションにおける新規コンテンツの発掘なども可能な予測モデルを構築し、当社プロダクトディビジョンにおける商品・デザインの企画段階での業務サポートにつなげていくことを目指します。

 本共同研究では、在庫管理及び商品企画でのAIを活用したモデル構築のほか、将来的には物流や店頭陳列・販売、顧客対応やCRMの業務においてもAI活用を想定。さらなる経営の高度化を実現したい考えです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください