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【青山学院大学】レーザー光化学研究室の長澤宏成さんと小川朔弥さんが「弱い水素結合」であるOH/π相互作用の起源にメス ~分子構造を紐解くことで、相互作用の解明に向け前進~

Digital PR Platform / 2024年2月21日 14時5分

メトキシ基によってベンゼン環上の電子密度が高くなること、またメトキシ基の向きが変わると電荷分布にも変化があり(図2)、これらが原因でOH/π 相互作用の強さも相互作用の働く方向も変化することがわかった。このような微細な分子構造(立体構造や電子構造)の知見が、分子の反応を真に理解することにもつながっていく。長澤宏成さんと、その研究を引き継ぎさらに推し進めた小川朔弥さんの絶え間ない努力が成果につながった。

(注1) 超音速ジェット分光法:宇宙空間のような真空中に気化させた分子を噴出すると、断熱膨張によって絶対零度(-273℃)に近い冷えた分子を作り出すことができる。そのような状態の分子にレーザー光を照射すると、分子からの発光(蛍光)が観測できる。この発光から分子の形(構造)の情報を引き出す実験手法である。


【関連情報】
・レーザー光化学研究室(理工学部 化学・生命科学科 鈴木正教授)
 http://www.chem.aoyama.ac.jp/Chem/ChemHP/phys4/
・鈴木正教授 研究者情報 https://raweb1.jm.aoyama.ac.jp/aguhp/KgApp?resId=S001093
・AGU RESEARCH「レーザーを使って「分子の世界」を紐解く」(鈴木正教授)
https://research.a01.aoyama.ac.jp/blog/insights/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%8C%E5%88%86%E5%AD%90%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%8D%E3%82%92%E7%B4%90%E8%A7%A3%E3%81%8F/
・青山学院大学 理工学部 https://www.aoyama.ac.jp/faculty/science/
・青山学院大学 理工学部 化学・生命科学科 https://www.aoyama.ac.jp/faculty/science/chemistry/
・青山学院大学 理工学研究科 https://www.aoyama.ac.jp/faculty/graduate_science/


▼研究に関する問い合わせ先
青山学院大学 理工学部 教授 鈴木正
TEL:042-759-6232
Mail:suzuki@chem.aoyama.ac.jp
※メール送信の際は、「@」を半角に変更してください。

▼取材に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL:03-3409-8159
取材・撮影申し込みフォーム: https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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