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日本製鉄が提供するグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」の国内橋梁工事への使用が決定

Digital PR Platform / 2024年2月22日 11時27分

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国土交通省九州地方整備局が発注する「鏡山跨線橋」の橋梁工事(以下、本工事※1)において、日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)が提供するマスバランス方式を適用したグリーンスチール(以下、グリーンスチール※2)「NSCarbolex® Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」が使用されることとなりました。国内橋梁において初の使用事例となります。

本工事は入札時に価格以外の要素も含めた総合的な評価により落札者を決定する総合評価落札方式で発注されており、このうち技術提案のテーマのひとつとして「カーボンニュートラルの実現」が設定されていました。これに対し、株式会社横河ブリッジが技術提案のひとつとして「グリーンスチールの使用」を提案し落札したものです。「NSCarbolex Neutral」はマスバランス方式により鋼材製造におけるCO₂排出量を100%削減した鋼材であり、SDGs(持続可能な開発目標)に向けて、社会における温室効果ガス排出量削減に寄与するものです。

日本製鉄は、低炭素社会への移行に貢献することを目指しており、CO₂排出量削減と効率的な資源管理を事業活動の目標に組み込んでおりますが、今般の橋梁入札工事へのグリーンスチール適用をきっかけとして、お客様と協力しながら更なる削減に取り組んでいきます。

※1:工事概要
 工事名 :福岡201号新朝倉橋(上り線)外上部工工事
 工事場所:福岡県田川郡香春町鏡山地先
 工事内容:構造形式 鏡山跨線橋
      【鋼単純鋼床版箱桁橋、橋長:54.5m、最大支間長:53.1m、支承:4基】
 架設工法:トラッククレーン工法

※2:マスバランス方式を適用したグリーンスチール
 鉄鋼メーカーが実施した追加性のある削減プロジェクトによるGHG(Green House Gas 温室効果
 ガス)排出削減量又はCO₂排出削減量を組織内でプールし、その削減量を任意の製品に配分して
 証書と共に供給する鉄鋼製品であり、一般社団法人日本鉄鋼連盟が制定するガイドラインに準拠
 します。マスバランス方式を適用したグリーンスチールを購入したお客様は、自社のスコープ3
 排出量を低減することが可能です。

<完成イメージ図>

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/84/83709/700_430_2024022211072665d6ac5ea446c.jpg

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