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C. Josef Lamy GmbHの持分の取得(連結子会社化)に関するお知らせ

Digital PR Platform / 2024年2月29日 10時2分

(1)海外における販売体制のさらなる強化
 Lamy社は、ドイツ ハイデルベルクに本社を置き、グローバルに事業を展開しております。当社は、「ありたい姿2036」の実現に向けて、「筆記具事業のグローバル化」を重点方針の一つとする中期経営計画2022-2024に取り組んでおり、本件持分取得は、当社のさらなるグローバル化において、中でもLamy社が拠点を置く欧州市場におけるシェアの拡大に寄与するものと考えております。

(2)Lamy社が持つブランド力の獲得
 当社は、子どもから大人まで幅広い層に向け、汎用性が高く皆様が無理なく購入できる価格帯の商品を中心に展開しております。そのため、多くの方々にとって馴染み深いuniブランドに加えて、Lamy社が得意とする中価格帯~高価格帯の製品ラインナップを扱うことによって、幅広い商品展開を実現し、売上の拡大につながるものと考えております。また、Lamy社が得意とする高価格帯のブランディングやマーケティングといった手法を取込むことによって、新たな展開につなげることができると考えております。

(3)Lamy社が持つデザイン力の獲得
 当社は、日本市場を中心として事業活動をしてきたことから、日本市場で好まれる機能やデザインを追求して商品開発を行ってまいりました。一方、今後さらにグローバルに事業展開する場合、国や地域によって、価値観や生活スタイルなどが異なることから、各市場において好まれる機能やデザインを追求していく必要があります。本件持分取得によって、当社が持つ機能性に優れた筆記具と欧州を中心とする海外市場のユーザーが好むデザインを融合した商品開発が可能となり、新たな商品開発及び市場開拓につながり、売上拡大に寄与できるものと考えております。

(4)Lamy社が持つ技術力の獲得
 当社が展開する商品のカテゴリーは鉛筆、ボールペン、サインペン、シャープペンなどが中心となっております。当社は、ボールペンのペン先やシャープペンの機構部分に使われる金属加工技術を有しておりますが、本件持分取得により、Lamy社が有する万年筆ペン先の金属加工技術を獲得することになります。そのため、両社がそれぞれ保有する技術的知見の組み合わせによって、これまでにないユニークな商品開発につなげていきたいと考えております。

(5)両社で持つ商品カテゴリーの重複のなさ
 当社及びLamy社がそれぞれ保有する商品ラインアップは、カテゴリーや価格帯において重複が少ないため、このメリットを最大限生かし、欧州市場のみならず、北米、日本、アジアをはじめとする各市場においても、両社の保有する販路を活用することでグローバルでの販売強化が達成できるものと考えております。

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