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【災害に強いコンテナ型ワサビ人工栽培の実証試験】露地栽培に比べ約3~4倍の生育速度に。"ワサビの声"を聞きながら最適な栽培環境の実現を目指して、大学のシーズを社会実装したコンテナ型水耕栽培方式の中規模ワサビ工場が完成--金沢工業大学

Digital PR Platform / 2024年2月29日 14時5分

SPAとは植物体の生体計測(草丈、葉面積、葉緑素、着果数など)を常時計測行い、植物体の生育状況を判断しつつ、至適栽培環境(光、温度、湿度、CO2、土壌や水耕の水分や養液など)制御によって生育促進を図る技術です。
特に、金沢工業大学の平間研究室では、葉面から誘発する極微弱な生体電位(葉面電位)を生育期間中に常時計測する独自の技術を開発。至適栽培環境に加えて「ワサビの健康診断」を併用することで生育

葉面電位は、人間に例えるならば、「脳波」「心電図」の様に生体から誘発する微弱な生体電位に相当するもので、クラウド(IoT)管理された至適環境制御に加えて、葉面電位変動特性から「ワサビの健康診断」も同時進行させることで、「ワサビからの悲鳴」を検知した際は、生育環境制御パラメータを一時的変更させて生育状態の経過観察に基づき健康状態に戻すことが可能です。

平間研究室ではこれまでのキャンパス内設置された小規模ワサビ工場で実証実験を行い。地元の在来種のワサビの芋(ワサビ可食部分)では、ワサビ田での露地栽培に比べて約3~4倍の生育速度促進を実現しています
「ワサビの声」をテクノロジーを使って聞きながら、ワサビが「喜ぶ」最適な環境をコンテナ内で実現させることで、季節や生産地にとらわれずに、安定した品質で、ワサビを産業として栽培する技術の確立を目指します。これによって、ワサビのグローバルへの展開を後押しすることに繋げていけると考えています。

※本実証実験では、金沢工業大学とサカ・テクノサイエンス株式会社が共同で先行開発した水耕栽培管理システム(Seeds-N)を基本とするサワビ栽培に特化した栽培システムを開発し、採用しています。






▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
住所:石川県野々市市扇が丘7-1
TEL:076-246-4784
FAX:076-248-7318
メール:koho@kanazawa-it.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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