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ボッシュ、Microsoft社と提携:より安全な道路の実現に向け、生成AIで新境地を開拓

Digital PR Platform / 2024年3月1日 10時0分

今日でさえ、自動運転のトレーニングシステムとなると、AIはすぐに限界に達します。現在の運転支援システムでは、人、動物、物体、車両を検出できますが、近い将来、生成AIは事故につながる可能性があるかどうかの判断にも役立つと言われています。たとえば、前方の路上にある物体がプラスチックの袋なのか、それとも破損した車両部品なのかを推測するなど、生成AIは膨大な量のデータを利用して自動運転向けのシステムに学習させ、そのデータからより良い結論を導き出すことが可能です。この情報を警告表示などでドライバーへ直接伝えたり、ハザードランプを点灯させながらブレーキをかけたりするなど、適切な運転操作の実行に活用できます。

ボッシュとMicrosoft社は、すでに自動車とクラウドをシームレスに接続するためのユニバーサルソフトウェア プラットフォームの開発で提携しており、お客様と自律走行車業界に最先端のAI技術をもたらす新たな機会を特定すべく、協力することを待望しています。

技術革新を促進する生成AI
ロバート・ボッシュGmbHの取締役会メンバー兼チーフデジタルオフィサーのタニア・リュッカートは、次のように述べています。「生成AIはイノベーションを促進します。コンピューターの発明と同様に、産業を一変させる可能性があります」。これは、2024年の調査Bosch Tech Compassでも証明されており、回答者の64%がAIは将来的に最も重要なテクノロジーであると考えていることが分かりました。1年前では、41%に過ぎませんでした。

製造業から日常の事務作業に至るまで、ボッシュではすでに多くの分野で生成AIが活用されています。Microsoft社に加え、AWS、Google、Aleph Alphaなどの複数のパートナーと協力しており、ボッシュ・グループのベンチャー キャピタル部門であるBosch Venturesは昨年、AI企業のAleph Alphaに投資しました。ボッシュはまた、従業員とお客様に新しいユースケースを見出すために、このスタートアップ企業との協業を発表しました。「ボッシュとAleph Alphaは相互に学び、お互いのノウハウからメリットを享受し、事業領域をまたいだユースケースで協力したいと考えています」とリュッカートは述べています。このパートナーシップは現在北米で最初の成果をあげており、ボッシュはAleph Alphaと共同で、ある高級車メーカー向けのAIベースの音声認識を発表しました。このソリューションでは、チャットボットが自然言語処理のもと、方言、アクセント、雰囲気も認識しながら、ロードサービスとの通話を理解し、応答します。この音声認識機能は、直接電話の対応ができるため、ドライバーの待ち時間が最小限に抑えられます。さらに40%もの問い合わせが自動的に処理され、解決されます。より複雑な内容の問い合わせに対しては、ボットがすべての関連情報をサービスセンターのエージェントに送信し、エージェントがすぐに対応します。

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