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~地域資源を活用した日本の海洋環境、磯焼け問題を解決するプロジェクト~イスズミやアイゴなど低利用魚を活用したドッグフード商品化に向け2024年3月1日(金)からクラウドファンディング開始--立命館大学

Digital PR Platform / 2024年3月1日 14時5分


【プロジェクト概要】
光斎は、藻類を食す低利用魚イスズミ等を人間ではなく、ペット用に加工することでマネタイズすることを検討。人間・ペット・海洋環境に好循環を生むことを目指しました。本事業は、長崎県五島市、長崎県五島市の魚卸業者である「金沢鮮魚」との連携で2022年にスタート。試作品の改良やさまざまな漁業関係者へのヒアリングを重ね、約2年の歳月を経て、ノンオイルコーティング、小麦グルテンフリーの総合栄養食「Ocean Harvest(オーシャンハーベスト)」を開発し、発売に向けた目途が立ちました。


【今後について】
一般向けの販売は、2024年9月頃を目指しています。また、低利用魚を消費することによる藻場の回復過程を、ライフサイクル思考(※)を用いて研究し、海藻類を食い漁る魚をどれだけ減らせば、磯焼け対策に効果があるのかを検証し、全国に展開できるモデル形成を目指してまいります。社会実装と基礎研究を融合させ、藻場の回復を通した日本の海洋環境、低利用資源の有効活用、漁業への貢献にも寄与していきたいと考えています。
(※)製品が作られる過程から終わりを迎えるまで、ライフサイクル全体を通して環境負荷を評価する方法


【商品について(予定)】
商品名:「Ocean harvest(オーシャンハーベスト)」
価格:定価3,500円(税込)/500グラム
発売日:2024年9月1日
MAIL:info@oceanrepair.co.jp
TEL:092-688-1784


【光斎翔貴准教授のコメント】
磯焼けは我々の食卓にも影響を与えうる問題であり、もはや他人事ではありません。磯焼けの解決を目指したこれまでの植食性食害魚対策は、限られた地域に限定されており、また長年地元の漁師ら有志による熱意とボランティア精神に依存してきました。この実情を受け、植食性食害魚対策をなんとか経済的に持続可能な形にしたいというモチベーションから本プロジェクトが始まりました。一方で、学術面においては、海水温や栄養塩などの環境動態を踏まえた上で、植食性魚類がどの程度磯焼けに影響しており、その漁獲がどの程度天然藻場回復に貢献するかは定量的に検証されておりません。研究から始まる大学発スタートアップの従来の流れとは異なり、まず課題解決方法としての仮説から社会実装を行い、それによってどの程度社会・環境に貢献するか分析するという実証研究のスタイルを持つこともこの研究の独自な点です。皆様のご支援が直接海の環境を守ります。どうぞよろしくお願いします。


【プロジェクトをまとめた動画を公開中】 
地域資源を活用した日本の海洋環境、磯焼け問題を解決するために立ち上げた本プロジェクトはさまざまな関係者とのつながりにより広がりを見せています。関係者へのインタビューをまとめた動画をYouTubeで公開しています。


▼本件に関する問い合わせ先
立命館大学広報課
名和
TEL:075-813-8300


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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