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東京工芸大学、東日本大震災時の津波事故を題材にした映像インスタレーションを公開 ― 地震発生から津波襲来までの51分間 ―

Digital PR Platform / 2024年3月4日 14時5分

東京工芸大学、東日本大震災時の津波事故を題材にした映像インスタレーションを公開 ―  地震発生から津波襲来までの51分間 ―



東京工芸大学芸術学部(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区)は、東日本大震災時に宮城県石巻市大川小学校で起きた津波事故を題材にした映像作品を公開する。この作品は、地震発生から津波襲来までの51分間の出来事と事故後の行政対応を多角的に探る作品で、中野キャンパス6号館地下1階ギャラリーで3月17日(日)まで展示している。




 作品は、東日本大震災時に宮城県石巻市の大川小学校で起こった津波事故を題材としたアートプロジェクトであり、東京工芸大学芸術学部インタラクティブメディア学科の野口靖教授と、映像作家の三行英登氏の共同研究の成果である。
 彼らは、地震発生から津波襲来までの51分間に、大川小学校で何が起こったと考えられているのか、また事故後の行政対応について、報道記事や書籍など事故後十数年のあいだに蓄積された様々な資料を丹念に調べるとともに、関係者への取材を重ねてきた。これらの調査を通して得られた「事実」をベースとしながら、独自の解釈を含む映像作品が完成した。本作品では、大川小学校事故に内在する問題について多角的な視点を提示する。

 この取り組みは、工学部と芸術学部を有する東京工芸大学の特色ある教育研究活動の発展に寄与し、「工芸融合研究(成果公開型)」事業の一環として制作されている。

 本作品は、2024年3月2日(土)から3月17日(日)まで中野キャンパス6号館地下1階ギャラリーで公開される。複数の映像を並置する映像インスタレーション手法を用い、場所や空間全体を通じて体験ができる。これにより、大川小学校の事故に関する多角的な視点からの社会的認識と理解を深めることが期待される。
 詳細は以下のとおり。


■「51分と13年」
・会 場: 東京工芸大学 中野キャンパス 6号館 地下1階ギャラリー(6B01)
・展示期間: 2024年3月2日(土)〜 3月17日(日)
・休 館 日: 月曜日
・開館時間: 12:00〜18:00
・入 場 料: 無料
・作品形態: 映像インスタレーション
・展示施工: 株式会社 O.D.A                      
【展示詳細URL】 https://miyukihideto.myportfolio.com/op
※本展示作品には津波自体の映像は出てきませんが、津波事故に関する事故現場の風景や語りによる具体的な描写が含まれます。ご了承の上ご覧ください。  

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