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DIC、インドIDEAL社でコーティング用樹脂の新工場を開所し本格稼働開始

Digital PR Platform / 2024年3月5日 11時0分

DIC、インドIDEAL社でコーティング用樹脂の新工場を開所し本格稼働開始

-生産能力を約3倍に増強し、インド含む南アジア・中東地域での事業をさらに拡大-

DIC株式会社(社長執行役員:池田尚志)のインドの子会社であるIDEAL CHEMI PLAST PRIVATE LTD.(アイディールケミプラストプライベートリミテッド、所在地:インド・マハラシュトラ州、以下「IDEAL社」)は、自動車用塗料やインフラ建設に使用するコーティング用樹脂の生産工場として、マハラシュトラ州のスパ工業団地に新たな工場を2月に開所し、本格稼働を開始しました。これにより、コーティング用樹脂の生産能力を現行の約3倍に増強し、インド含む南アジア・中東地域でのコーティング用樹脂事業のさらなる拡大を目指します。








[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2629/84280/550_367_2024030417191865e5840606e01.jpg


スパ工業団地に開所したIDEAL社の新工場(インド・マハラシュトラ州)







DICグループは、インダストリアルポリマーのグローバルでのドミナント戦略を掲げ、コーティング用樹脂事業のグローバル展開に注力しています。ターゲット市場であるインドにおいては、年率9%近い高成長が見込まれています。さらに、インド政府は「Make in India」を掲げ、インド国内で製造する外国企業向けに優遇策を講じるなど、国を挙げて製造業振興を促進しています。

IDEAL社は今般の新工場稼働に伴い、コーティング用樹脂の生産能力を現行の約3倍に増強し、インド国内での需要増加に対応、さらにコーティング用樹脂の現地化提案による事業拡大を目指します。また環境面においても、排水は全て工場内で処理し、クリーンな工業用水として再利用するゼロ・リキッド・ディスチャージ(ZLD)*システムを採用しました。クリーンな天然ガスの採用や省エネルギー製造設備の導入により、環境・安全に配慮した工場運営とCO₂排出削減を目指します。


【新工場の概要】
所在地 :マハラシュトラ州アーメドナガル地区スパ工業団地
敷地面積:48,500㎡
生産品目:コーティング用樹脂(アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂等)
用途  :工業用(自動車補修用、コイルコーティング用等)
稼働開始:2024年2月15日より


DICグループは、長期経営計画「DIC Vision 2030」で掲げた”南アジアにおける生産拠点拡充による成長の取り込み”を実現するため、今後、南アジア以西における当事業を管轄するDIC South Asia Private Limitedによるマーケティング活動をベースに、本工場をインド国内のみならず南アジア・中東地域、さらにアフリカ地域も視野に入れた生産拠点として更なるコーティング用樹脂事業の拡大を目指します。

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