新菱冷熱と Autodesk、戦略的提携に関する覚書（MOU）を締結

【新菱冷熱工業株式会社　常務執行役員　デジタルトランスフォーメーション推進本部長　焼田　克彦】
当社は、1990 年代から 3DCAD の自社開発に取り組み、3 次元情報を活用した設計施工の高度化を推進してきた歴史があります。このたび、Autodesk と提携することにより、両社の実績と知見が「業務プロセス変革」を加速させ、ひいては建設業のDX推進に貢献するものと考えています。

【オートデスク株式会社　アジアパシフィック・日本担当バイスプレジデント　ハレッシュ・クープチャンダニ】
グローバルで先進的なDXおよびBIM活用を目指すAutodesk のビジョンが、新菱冷熱の 2030 年に目指す姿に合致し、大変嬉しく思います。
今回の MOU の締結はあくまでスタートであり、新菱冷熱の良きパートナーとして、会社の垣根を超えての連携を強化しながら、成功に向けて両社一丸となって取り組んでいきたいと思います。

※1 新菱冷熱イノベーションハブ本館の建設工事は、国土交通省「BIM を活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」に設備工事会社で唯一、3 年連続採択され、実際に BIM を運用することで、建設工事の発注者と施工者におけるBIM活用の効果を検証しました。検証結果の詳細は以下をご確認ください。
国土交通省 令和 4 年度 BIM モデル事業 検証結果報告書
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000178.html
国土交通省 令和 3 年度 BIM モデル事業 検証結果報告書
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_fr_000142.html
国土交通省 令和 2 年度 BIM モデル事業・連携事業 検証結果報告書
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_fr_000119.html

※2 Autodesk Revit(R)： Autodesk が提供する BIM ソフトウェア。意匠、構造、設備の多分野に対応しています。Revit API による様々なソフトウェアとの連携や部材の属性情報管理機能により、高次元なデータの利活用を実現します。