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前方励起ラマンユニットを用いた双方向励起ラマン増幅によるC+Lバンド800 Gbps伝送信号光の品質を向上

Digital PR Platform / 2024年3月22日 13時5分

 また、本研究成果は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の委託研究(JPJ012368C04501)により得られたものです。
 当社は今後も、前方励起ラマンユニットの高性能化を行い、情報通信社会の進化を支え、すべてが光で結ばれるオールフォトニクス・ネットワークの実現を目指し、社会環境に優しいネットワークの構築に貢献します。


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/1782/85207/350_216_2024032109114765fb7b43bcba7.png


図3 150kmの標準の伝送用ファイバを伝送したC+Lバンド波長多重信号中のCバンド内の信号光の信号品質の入力パワー依存性


(注1)ラマン増幅:光ファイバに励起光を入射すると、励起光波長より100nm程長い波長域にラマン散乱が生じる。この散乱光領域に信号光が存在すると誘導ラマン散乱により増幅され、増幅器として利用できる。増幅帯域が広く、任意の波長域を増幅できるなど優れた特徴を有し広く用いられている。
(注2)Q値(Quality Factor):光信号の品質。信号と長距離伝送によって生じる誤差・雑音の関係。大きい方が光信号の品質が良い。

関連ニュースリリース
ラマン増幅用の新しい励起光源技術を開発
https://www.furukawa.co.jp/release/2019/kenkai_190306.html
伝送システムを低雑音に抑える前方励起ラマンユニットを世界に先駆け開発
https://www.furukawa.co.jp/release/2023/comm_20230227.html
高出力低消費電力駆動のラマン増幅器用励起光源FRL1441Uシリーズの帯域拡張でU帯に対応
https://www.furukawa.co.jp/release/2024/comm_20240126.html


■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182

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