SASの生成AIに関する市場調査 リーダーの80%がデータプライバシーやセキュリティに懸念
Digital PR Platform / 2024年4月19日 11時4分
生成AI導入に際して組織がつまずくポイントとして、主に4つの分野が挙げられています。
データ利用における信頼性の向上とコンプライアンスの実践:LLMへのバイアスやプライバシーリスクを測定可能な信頼できるシステムがある、と回答したのは全体の1割に過ぎませんでした。さらに、米国企業の93%が生成AIのための包括的なガバナンスフレームワークが整備されていないと回答しており、規制対応に関しては、ほとんどの企業にコンプライアンス違反のリスクがありました。
生成AIの既存システムやプロセスへの統合:組織は、生成AIと既存システムの統合を図る際に、互換性の問題に直面していることを明らかにしています。
人材およびスキル:社内の生成AI人材の不足:人事部門は適切な人材の不足に直面しており、組織のリーダーは生成AIへの投資効果を上げるために必要なスキルを確保できないのではないかと懸念しています。
コストの予測:リーダーはLLMの利用に伴って、直接、間接にかかる法外なコストを問題として挙げています。モデル開発者はトークン数でコストの見積もりを提供しており、組織はこれが法外な額にのぼることに気付いています。しかし、自社独自のナレッジの準備やトレーニング、
ModelOpsの管理には長期にわたって複雑にコストが掛かってきます。
この点について、プロフィ氏は次のように述べています。「今後は、現実世界において最も付加価値が高く、持続可能かつ拡張可能な方法で人々のニーズを満たすことのできるユースケースを特定していくことになるでしょう。今回の調査を通じて、当社は組織が有意義で適切な投資を継続し、回復力を維持できるよう、引き続き尽力していきます。AI技術が毎日のように進化していく時代にあって、競争で優位に立てるかどうかは、レジリエンシールール(https://www.sas.com/content/dam/SAS/documents/corporate-collateral/brochures/en-resiliency-rules-113364.pdf
)を受け入れられるかどうかに大きく左右されるからです」
本発表は、ビジネスリーダー、技術者、SASパートナー向けのデータおよびAIのSAS年次イベントであるSAS Innovate(https://innovate.sas.com/
)において行われました。SASからの最新ニュースを継続的に受け取るには、X/Twitterで @SASsoftwareNews(https://twitter.com/SASsoftwareNews
)をフォローしてください。
この記事に関連するニュース
-
SAS、AWS向けにホステッド・マネージドサービスを拡張
Digital PR Platform / 2024年4月23日 11時9分
-
SAS、信頼できるAI製品にモデルカードとAIガバナンスサービスを追加
Digital PR Platform / 2024年4月22日 11時10分
-
SAS、AIモデル構築のための開発者環境を提供するSAS Viya Workbenchの一般提供を開始
Digital PR Platform / 2024年4月19日 11時9分
-
SAS Viyaの拡張により、生成AIを利用した生産性向上が加速
共同通信PRワイヤー / 2024年4月18日 10時16分
-
SAS、パッケージ化したAIモデルで最新版産業用ソリューションを発表
共同通信PRワイヤー / 2024年4月18日 10時16分
ランキング
-
1キャベツ高騰 1玉1000円!? スーパーからキャベツ消えた、春キャベツ一体どこへ?【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月16日 21時20分
-
2インドネシアで3億円過大計上か トヨタ系部品メーカー
共同通信 / 2024年5月16日 22時32分
-
3クルマの価格はまだまだ上がる? 下がる要素がとても少ないワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月17日 6時5分
-
4NYダウ、初の4万ドルの大台突破…インフレ長期化懸念和らぎ歴史的な高値水準に
読売新聞 / 2024年5月17日 1時0分
-
5大阪名物「551蓬莱」不正転売に注意促す「責任を負いかねます」 公式ショップや目印を案内【全文】
ORICON NEWS / 2024年5月16日 18時52分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください