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SAS、信頼できるAI製品にモデルカードとAIガバナンスサービスを追加

Digital PR Platform / 2024年4月22日 11時10分

モデルカードでは、正確性や公平性のほか、状況の変化によりモデルのパフォーマンスが低下する要因となるモデル・ドリフトなどの重要な指標が採り上げられます。モデルの最終更新日や作成者、責任者などガバナンスに関する詳細情報も含まれ、モデルのパフォーマンスに異常が生じた際に組織内で対処できるようになっています。モデルの利用欄には、使用目的、想定外のユースケース、制限事項など、透明性やモデル監査がビジネスオペレーションの規制対象になる可能性が高い重要な要素についての説明が含まれます。 なお、モデルカードは今年初めに開催されたSASのアナリティクス・カンファレンス「SAS
Insight」において紹介されました。

IDCのリサーチディレクターであるエリック・ガオ(Eric Gao)氏は、次のように述べています。「SASは業界における導入状況の実情と課題に焦点を当てた上で、AIの導入を慎重なアプローチで支援しています。AIプロジェクトを監視し、透明性を高めていくために、モデルカードは非常に役立つでしょう」

AI倫理のベテランが率いる新しいAIガバナンスグループ
AIの普及に伴って、SASの顧客企業は自社のデータを生産的かつ安全に利用する方法への関心をますます高めています。SASはデータとAIの活用を支援するために、既存顧客に対する付加価値サービスとして、AIガバナンス・アドバイザリーの提供を開始します。

最初に簡単な打ち合わせを行った後、SAS AIガバナンス・アドバイザリーは、AIガバナンス(https://www.sas.com/sas/whitepapers/a-comprehensive-approach-to-trustworthy-ai-governance.html
)が組織においてどのような意味を持つのか検討できるよう支援します。SASはこのサービスの試験導入を行った結果、顧客企業から複数のメリットが挙げられました。


信頼できる分散型意思決定による生産性の向上
データ活用における説明責任の強化による信頼性の向上
責任あるイノベーションの実践を求める優秀な人材を獲得して保持する能力
「攻めのコンプライアンス」による競争優位性とマーケット・アジリティの向上
社会や環境への潜在的なインパクトに立ち向かうためのブランド価値の拡大


ポーランドのPZU Insuranceは、中欧および東欧地域で最大級の金融機関です。SASの長年の顧客企業である PZUは、保険金請求、セールス、不正検知、カスタマーケア等にAIを導入しています。

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